NPO法人アイセック・ジャパン高校出張授業

2018.08.04 学園通信

AIESEC(アイセック)は126の国と地域で7万人のメンバーが活動する、世界最大級の学生組織。世界中の課題に挑み、変革を推進するリーダーの輩出を通じて社会に貢献している団体です。

特定非営利活動法人アイセック・ジャパン(NPO法人アイセック・ジャパン、各務茂夫代表、国内学生メンバー数1,600人、国内大学数25校、以下アイセック・ジャパン)様はその日本支部として、海外インターンシップ事業を運営。社会課題を解決していく日本人の若き共創的リーダーを育成しておられます。

そんなアイセック・ジャパンのメンバーである大学生5人が、719()に来校。高校会議室を会場に体験プログラム「高校出張授業」を開かれました。

これは社会性の高い大学生が「どんな経験を経て、どう変化したのか」を、高校生に伝えるワークショップで、世界にはさまざまな選択肢があり、将来への視野の広がりに役立つ経験を提供するための機会として続けられているものです。

授業の冒頭、アイセック関西学院大学委員会の黒澤良輔氏が同団体の主旨と概要を説明されると、引き続いてこの日のプレゼンター、中島都子氏(関西学院大学4年生)が登壇。東南アジアでのバックパック一周やカメルーンでのピグミー族との生活の様子等も交えながら、ご自身が現在のテーマである「食を通しての豊かさの再定義」に辿り着かれた道程を、中学高校時代から大学入学後までの「意識の変化」として丁寧に語られました。

授業の後半は、大学生ファシリテーターも同じテーブルに着いてのワークショップ。本校の高1・高2合わせて16人の参加生が4つのグループに分かれ、自分自身のものの考え方や行動力等に関する質問に次々に回答していくかたちで自己分析を実施。最終的には大学進学後の目標や行動に繋がる考えをまとめました。

終わってみれば、「将来を思い描く」「自分自身と向き合う」「今後の過ごし方を考える」というこの日の授業の目標が達成され、大学へ進むことの意味、社会に目を向けることから始まる自分自身の未来に真正面から向き合った時間となりました。

この体験を通じて、目から鱗が落ち、視界が新たに広がった!そんな参加生も少なからずいただろう、貴重な機会となりました

NPO法人アイセック・ジャパン(AIESEC in Japan