9月21日(土)、高校新館視聴覚教室を会場に1回目の2019年度オーストラリア語学研修説明会を開催しました。
毎年春休み恒例のこの海外研修は、今年度は2020年3月21日(土)〜4月2日(木)の13日間の日程で実施を予定。参加者の募集を大きな目的としたこの日の説明会では、研修の意義と「海外」という現地の特殊性を参加希望者にまず理解してもらうことに重きが置かれました。
最初に登壇した平内中学副校長は語学研修の目的として、「語学力をつけること」「コミュニケーション能力を高めること」を挙げ、決して友だちと遊びに行くためではないことを説明。参加資格の面からは「三田学園の代表として研修に参加できること」「現地での学業や生活等に真摯な態度で臨めること」が必須だと、意識の持ち方を変えるように促しました。
続いては、旅行企画・実施を担当してくださる旅行会社担当者の方が登場され、行先やスケジュールから現地の生活•習慣、研修校と内容、日本の習慣や常識との違いまでの研修の概要と留意点を、具体例もふんだんに紹介。「現地ではホストファミリーがお父さん、お母さんだと思ってください」と研修の基本の「キ」をアドバイスしたうえで、この研修が研修生の未来に繋がるとしてその意義を丁寧に説明くださいました。
すでに50分近くが経過した説明会は、この後前年度の研修生だった現高1と高2の男子3人が登場。各自が現地で撮影してきた写真をスクリーンに映しながら、ホストファミリーや研修校、バディ&アクティビティ等のテーマに沿ってそれぞれの「異文化体験」をリアルに伝えてくれました。
この日は研修参加希望の生徒と保護者の方を合わせて、中3・68人、高1・7人の計75人が参集。最初は緊張した面持ちだったのが先輩の体験談の頃になると笑い声も洩れるリラックスした表情になり、会場の誰もがまだまだ不安はあるものの期待感が大きく膨らんだ説明会になったのではないでしょうか。
最後は質疑応答で幕となりましたが、この説明会を経て研修参加者を決定。その後も、正式に研修生となった生徒や保護者の方にはより詳細な説明会や事前研修を随時行っていきます。