1月25日(土)、図書情報棟B・C教室を会場に2019年度オーストラリア語学研修保護者説明会を開きました。
学年度末の春休みを利用して行うこの研修も今回でもう7回目。認知も広く定着した感がありますが、今年度は3月21日(土)〜4月2日(木)の計13日間の日程で予定されています。
海外研修というとなじみのない人ならつい海外旅行をイメージしてしまいがちですが、それは当事者となる生徒はもちろん、保護者の方にも当てはまるかもしれません。
そこで、対象を保護者の方に特化したこの日の説明会では、この研修に際して現地で起こりがちな誤解やトラブルへの理解を促すことに主眼を置きました。
冒頭、松井学校長から「毎年参加希望者が多く、40名の定員では足りなくなりました。そこで、今年度からは定員を60名に増員しました」との説明があったとおり、すでに参加が確定している研修生は60人で満杯。会場にはその保護者の方々66人が来場され、立錐の余地もないほどでした。
続いて、現地引率の本校教員が紹介。さらに、旅行企画・実施担当の旅行会社から担当者の方が登場すると、この日のメインコンテンツである研修に際しての準備が1時間以上をかけて丁寧に説明されました。
前半は保険や所持金等の渡航手続きに関すること、後半ではいよいよ現地ホームステイへの心構えと対処法が、保護者の方々に向けた言葉で実例もふんだんに紹介されました。
現地では日本とはまったく異なるものの考え方や慣習があり、まずはそれらを受け入れること。
トラブルを含めた何事にも自分で考えて決めて行動し、自分で課題解決する経験が重要な学びになること。
しきりにメモをとっておられる保護者の方も少なくないなか、研修を実りあるものにできるよう、こうした共通認識を事前に親子で持つためにはとても有意義な時間となりました。
なお、参加研修生に向けての事前学習は、今日27日に行います。