三田学園のグローバル=国際理解教育を表す顕著な例として、近年春休みに実施しているのがオーストラリア語学研修。これは中3生と高1生(3月時点)を対象に、シドニーとその近郊を研修先として行うもので、2018年度の研修は2019年3月24日(日)〜4月5日(金)計13日間の日程で実施を予定しています。
9月8日(土)、このオーストラリア語学研修に参加を検討している在校生および保護者の方々を対象に、説明会を開きました。
世界的にも人気の高い国際都市・シドニーは治安がよく、親日家の多い街。オーストラリアならではの豊かな自然とユニークな動物にも触れられ、その多文化コミュニティは語学のみならず異文化を体験し、理解するうえでまたとない環境です。
説明会は宮崎副校長のご挨拶に始まり、続いて本研修の旅行企画•実施を担当してくださる旅行会社から担当者の方が登場。「海外研修ではホームステイ先のホストファミリーを実の家族と思うこと」「どんなことでも自分から能動的・自発的に伝えること」等、研修生が現地でもっとも留意すべきポイントを実例を交えながらお話しくださいました。
本校からは今年3月の同研修を引率してきた教員2人が、研修の様子を報告。途中、実際に体験してきた研修生たちがビデオレターのかたちでスクリーンに映し出され、体験談や学んだことを話し始めると、会場はその一言一言に集中。保護者の方々からは大きな頷きや歓声のリアクションもたくさん返ってきました。
ほとんどの生徒たちには初めての海外研修となるだけに、不安や戸惑いはあって当然。しかし、今回の説明会でその不安も少しはやわらぎ、一方で今から準備することや現地で心がけることを具体的に知ることができたため、モチベーションがさらに上がったのではないでしょうか。
この日は朝から警報が出される等の荒天だったにも関わらず、中3•7組、高1•53組の計60組と数多くの保護者の方々にご来校いただきましたことを厚くお礼申し上げます。
なお、オーストラリア語学研修の事前研修と参加者説明会は今後も適宜開いていきます。