本日、「よのなか科」という授業を7限に行いました。これは、民間人から初めて校長を務めた藤原
和博さんが始められた授業です。教科書を使った、知識をインプットする授業とは異なり、自分の身近
な視点から世の中のしくみについて、簡単に答えの出せないテーマを扱います。持っている知識を応用
し、どう考えるか自分の意見をアウトプットして仲間と話しあいながら進めていきます。
藤原和博さんは、「いまの日本は成長社会から成熟社会になり、『答え』というものがない。だから
試行錯誤しながら独自の解を見つけなければならない」と話していらっしゃいます。そうした力をつけ
るために、先生から教えてもらうばかりではなく、子どもたちが試行錯誤しながら自分たちで学ぶ教育
の必要性があるのかもしれません。
今回は、「 制服について考える ~あなたは私服派?制服派?~ 」をテーマに活発な意見交換す
る時間になりました。仲間との「ブレインストーミング」や「ディベート」を通じて、それぞれが思考
をフル回転させて取り組む時間になっていました。この「よのなか科」を通して、今後も様々なテーマ
と向き合い、「ロールプレイング」なども取り入れて、更なる学びに繋げて欲しいです。