前回の探究学習では『答えのない課題に対してどのように取り組むのか』について遅刻を防ぐ方法について考えました。
今回の探究学習では、『課題とはどのように設定するのか』について、実在する商品であるワイヤレスイヤホン、潰せるペットボトル、消せるボールペンがどのように開発されたのかをテーマに考えました。それぞれの商品はどんなニーズに基づいてできたのかを問いかけると、イヤホンでは『従来のコードが絡まりやすい』、ペットボトルでは『飲み終わった後やゴミ出しの際にかさばる』、ボールペンでは『書き間違った際の修正ができない』といった意見が出され、身近なものがいろいろな不便さを解決するために考案されていることを確認しました。また、もっと便利にするにはどうすればよいかについては『充電がいらないイヤホン』、『キャップの部分も潰せるペットボトル』、『摩擦ではなく、レーザーで消せるボールペン』といった実現すれば画期的なアイデアが提案され、改めて生徒たちの柔軟な発想を感じられました。
次回は自分の身近な不便さを解決する方法について考える予定です。今後も継続してお知らせしていきますのでご期待ください。