高校生になった生徒たちは勉強や部活に励みつつ、体や性の感覚も大きく成長する多感な時期を迎えています。また、ネット上の様々な性に関する情報は簡単に調べられる一方で、誤ったものも多く含まれています。
そこで高校1年生では男女の性反応、妊娠と避妊、健康管理などをテーマにレディースクリニックハヤシ院長の林知恵子先生をお招きして性教育講演会を行いました。
講演の中では男女の性差や正しい避妊の方法を伝えていただきました。また、講演の中で特に強調されていたのは健康管理の内容で、不規則な生活や栄養の偏りが身体に与える影響について詳しく話していただきました。夜更かしや朝食を抜くこと、過度なダイエットは自分だけでなく、生まれてくる子どもや孫にまで健康被害をもたらすことが説明され、生徒たちは改めて規則正しい生活の重要性を確認できました。
生徒の感想では『自分の体について正しい知識を身につけて、分別できるようになりたい』、『自分の体が子どもや孫に影響することを、あまり考えてこなかったことに気づいた』『将来パートナーができたら、よく話し合うことを覚えておきたい』というように、自分だけの問題ではないことが実感できたようです。
将来親になるであろう生徒たちに正しい知識と認識を持つ機会になったと思います。林先生、ありがとうございました。
