12月26日(土)に、本校小寺ホール体育館で、丹有地区高等学校新人大会が開催されました。
今回は、大会1週間前に数名の怪我人がでてしまい、メンバーの大幅な入れ替えが必要になりました。どんなメンバーで試合に臨むか、部員たちは試行錯誤しました。そして決めた今大会に臨むスターティングメンバーには、高校からバレー部に入部してくれた部員も3名入ることになりました。その中には、公式戦でコートに立つのは今大会がはじめてだという者もいました。また、セッターという攻撃を組み立てる中心のポジションを任された者も、1週間前に急きょ、セッターをすることになった者でした。それでも、それぞれが日頃の練習の成果を発揮して、高2の部員たちがリーダーシップをとり、見事、県大会出場を決める3位決定戦に勝利することができました。
本当に部員たちは、この危機的な状況の中で、練習も頑張り、試合も最後まで諦めることなく粘り強く戦うことができたと思います。なかなか出場機会を得られない高校生の部員や、中学の部活を引退して高校の練習に参加している中3の部員たちも含めて、普段から皆で頑張ってきたチームワークで勝ち取った県大会への切符だったと思います。そして、何よりこの状況の中で諦めない姿勢を最後まで態度でプレーで見せつけてくれた高2の部員たちは立派だっと思います。彼らの姿見ながら、後輩たちにも『質実剛健・親愛包容』という本校の建学の精神を実践してくれることを期待しています。