昨年12月、本校高校生の思いがきっかけとなり、「RAFIQ講演」と題して難民支援市民団体の方にご協力いただき、講演会が開かれました。
学園通信をご覧の方のなかにも憶えておられる方がいらっしゃると思いますが、あの講演会の発起人ともなった安保遼太郎君(高3)が同じく難民支援に関心を寄せる有志とともに自主勉強会を開きました。
第1回となった4月15日(月)は、「もし、自分が難民になったら?」「入管(入国管理局)について 入管とは?」がテーマ。講師役の安保君が有志の生徒たちに質疑応答を促すスタイルで、難民への物資支援や入国時の申請手続き等に関して、具体的で掘り下げた理解を図っていました。
「難民に関する誤った認識が、まだ僕たちにはあるかもしれません。それをこの勉強会で丁寧に解いていきたい。今日の勉強会では、有志のなかに難民に対するマイナスイメージがないと知ることができてよかったです」とは安保君の弁。
現在、有志は高2女子4人と高3男子1人の計5人で、いずれもそれぞれの部活に所属している生徒たち。現在「自分発、未来を創る人になる」の新スローガンのもと、生徒の育成に注力している本校の方向性を、自ら体現してくれる生徒たちには頼もしさを感じます。
なお、この勉強会は今後も講義&ワークショップ形式で不定期に続けられていく予定です。