離・就任式、対面式、始業式

2017.04.18 学園通信

4月10日(月)、離任式・就任式と対面式、1学期始業式を行いました。

まず、校長先生から、昨年度3月をもって離任された先生とこの度新たに着任された先生の紹介がありました。新任の先生からの挨拶も頂きました。

続いて、在校生と新入生の対面式。今年度は、新中学1年生244名、新たに48名を加えた新高校1年生275名が入学しました。新入生を代表して、中学1年生の代表者が、「文武両道を目指して励み、建学の精神である「質実剛健・親愛包容」を体得して、社会に貢献できる人間に成長するために努力していきます」と声高らかに宣誓をしました。

その後、始業式があり、校長先生から以下のようなお言葉ありました。

「桜満開になり見頃を迎えています。6学年揃って新学期を迎えることができたことをうれしく思います。新学期、気持ちも新たに頑張るぞという気持ちで集まってくれていると思います。校祖小寺謙吉先生がある時こんな話をされたそうです。『三田学園の中に考えもなしに木々を植えたわけではない。情操を豊かにするためにたくさんの木々を植えたんだよ。』三田学園で過ごしている中で四季折々を感じるところがあります。今、桜が見頃を迎えています。桜を見ながら新学期、気持ちを新たにして欲しいと思います。今年1年がみんなにとっていい年になることを願っています。

「逃げるが恥だが役に立つ」。昨年テレビドラマにあったタイトルですね。不思議なタイトルだなとつくづく思っておりました。インターネットで検索すると次のように載っていました。ハンガリーのことわざで「自分の戦う場所を選べ」「自分の土俵で、自分の得意分野で勝負しなさい」といった意味のようです。みなさんもそれぞれ得意とするところがあると思います。得意とするところをどんどん伸ばしてもらって、将来社会に出たときに勝負できる、これは人には負けないぞというものをもって、社会に出てもらえたらと思います。

一方では、中学、高校とは非常に成長できる時期でもあります。昨年度の終業式で、卒業生の一人が英検の準1級に合格したという話をしました。皆さんも、自分自身では気づかない力がまだ秘められているかもしれません。ぜひとも好き嫌いを言わずに、いろいろなことに挑戦して頑張ってほしいと思います。いやだいやだと思っていたら、自分自身の能力に蓋をしてしますことになりますので、いやだと思っていることでも一歩踏み出して挑戦してほしいと思います。建学の精神の一つに「質実剛健」があります。自分に厳しく、ということですが、自分に厳しくとは、勤勉であれ、ということではないかと思います。つらいこと、いやなこと、苦手なこと。これらを避けることなく挑戦していく、勤勉に一生懸命取り組む、これこそ自分に厳しくということではないかと思います。今年1年こういう気持ちで取り組んでいただいて、この一年で皆さんがすばらしく成長してくれることを期待しております。」その後、クラブ活動や中学の下校時間の変更点の確認をし、文武両道を達成してほしいこと。食堂のメニューが替わったので楽しみにしてほしいこと。さらに、夏場の熱中症対策として、高校体育館と小寺ホールに自動販売機が設置されたことが報告されました。

 副校長先生から学年担任・クラブ顧問の紹介が行われ後、3月25日、26日の両日開催された「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2017 ぎふ・中津川」 ワールドリーグサッカー ライトウェイトの部に出場した物理部が、見事「特別賞」を受賞したことに対して、表彰伝達が行われました。

最後に、生徒指導部の先生から、主に通学中のマナーについての注意がありました。