年明け間もなくに発生した新型コロナウイルス感染症が未だに終息しない2020年は、三田学園にとっても一つのターニングポイントとなる年でした。
3月に始まった休校期間は、学年や部活動から入試広報までの学校運営に関わるすべての状況を一変させましたが、そこでキーポイントとなったのがICT技術を活用したリモートワークでした。
幸いにも、本校では5年前よりタブレットの配付を開始し、現在は中高6学年すべての生徒が1人1台を利用していたことで、そのアドバンテージを発揮。
生徒と教員はタブレットの機能をフル活用してのリモート授業を、また入試広報部職員は動画作成に基づく情報発信を実戦的に行うこととなり、その多岐にわたる成果や意義は本ホームページ上で逐次発信させていただいてきたとおりです。
コロナ禍が社会と世界にもたらした影響には可否両面がありますが、本校はこの歴史的な出来事を本校と本校生が成長するための一つのジャンピングボードと捉え、来る新年にも「学びを止めない」ことを自らの使命として、本校の理想の教育を実現するために邁進してまいります。
最後になりましたが、本校がこの一年を無事に終えられますのもひとえに、学校関係各方面の方々のご理解、ご尽力の賜物と厚くお礼申し上げます。
本校ホームページをご愛顧いただいた皆様には、この一年間も本当にありがとうございました。
新年は1月5日(火)に事務室開室、8日(金)には3学期の始業式を迎えます。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。