5月25日に草を抜き、土を起こし、畑を耕した畑作業初日。
6月8日に、さつまいもの苗を植え、4ヶ月経過した今日、楽しみ
にしていた収穫日。天候にも恵まれ、全員で芋ほりを行いました。
田植えからほぼ毎日、水やりと草抜きの当番が始まり、苗の生長
と共にわくわくする発見や経験をしたのではないでしょうか。
大きく育て!と願いを込めて、大事に育てたサツマイモを1限目か
ら6限目まで各クラス1時間ずつ協力して芋ほりをしました。
サツマイモの葉を抜き、土からサツマイモが出てきた時には歓声を
あげていました。畑作業初日と同様、汗びっしょりになりながら
黙々と作業する生徒、虫と苦戦しながら作業する生徒など、楽し
そうに作業をしていました。体操服を汚しながらも一生懸命芋ほり
をする生徒の姿は頼もしく感じました。一人一人が土に触れ、自ら
の肉体を使ってものを作る喜びを経験する貴重な機会になったと思
います。
収穫したサツマイモは、家庭科調理実習でスイートポテトを作り
ます。皆で育てたサツマイモを食べて味わうことで、農業に従事す
る人や食への感謝、人と自然の関わりへの理解が深まる経験にし
て欲しいです。この経験を機に、自然に触れ、自然と向き合い、た
くさんの学びや気づきに繋げて欲しいと思っています。
サツマイモだけでなく、茎も食べることが出来るので、希望者は
茎を持ち帰っていました。季節の食材の美味しさを味わって欲しい
です。