第14回 日本の次世代リーダー養成塾 参加者インタビュー2

2017.12.06 学園通信

14回 日本の次世代リーダー養成塾 参加者インタビュー1から続く)

リーダー塾にはディスカッションする場があったから

上野さんは今年の夏休みに「日本の次世代リーダー養成塾」(以下、リーダー塾)に参加してきましたが、そのきっかけは何だったのですか?

上野 学年掲示板に貼られていたチラシを見て知りました。最初、参加する気はなかったのですが、担任の先生に相談したら「君は物怖じしない性格だから向いていると思うよ」と言われたことが決め手になりました。

上野さんは高1の時にオーストラリア語学研修にも参加していますね。このこととは関係していますか?

上野 関係していると思います。オーストラリア語学研修では言語の違いから伝えにくいことはありましたが、向こうで暮らすのに特に困ったことはありませんでした。

自分で意見を言うことが大事なオーストラリアで、なんとかやってこられたのですね。この経験は今回のリーダー塾にも繋がりましたか?

上野 はい。私は小学生の頃からディスカッションが好きでした。リーダー塾にはそういう場のあることがうれしかったですね。

参加する前にはどんな準備をしましたか?試験はどんなでしたか?

上野 書面での試験があり、作文がいちばん苦労しました。思ってもいなかった問題が出たんですよ。この試験にパスした後は面接がありました。

なるほど、そうして見事に参加できるようになったのですね。現地ではどんなプログラムに取り組んだのですか?簡単に教えてください。

上野 メインプログラムは講師の先生方の講義でした。11時間半の講義を日に34回聴講しました。佐賀では事前講義を受けた後で観光地や神社へ出かける「フィールドトリップ」がありました。スクール後半には「アジア・ハイスクール・サミット」が開かれました。今年のテーマは「『争い』を 乗り越えて~私たちはリーダーとしていかに生きていくか~」。テーマに基づき、私たちはこれからどうすべきか?という解決策を自分たちで考え、その時点での結論にまとめました。そして、この結論を最後に発表しました。

講義は何人ぐらいの先生から聴きましたか?

上野 佐賀会場でも聴いたので、20人以上です。慣れてきた頃にはクラス単位で講義内容に合わせたディスカッションも行いました。そうした積み重ねが、最後の「アジア・ハイスクール・サミット」に集約されていきました。

14回 日本の次世代リーダー養成塾 参加者インタビュー3へ続く)