今年は春先からの新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、医療への関心と医療従事者への感謝がかつてないほどに高まった年といえます。
本校でも将来、医療や看護の道へ進みたい、人の命を救い、健康の維持に寄与したいという希望を持った生徒が例年以上に増えたかもしれません。
そんな時代背景、社会環境の変化もあったなかで、中3〜高2の3学年の希望者を対象に、看護・医療ガイダンスを本日9月18日(金)、例年同様に開催しました。
今年度は近隣の医療看護系大学から6大学にご協力いただき、「看護」「薬学」「歯学」「医療総合」「臨床検査」「診療放射線」の6分野で開催。
社会的にオンラインでのミーティングやガイダンスが一般化してきたこともあって、5大学ではオンラインによる双方向型の説明が行われました(1大学は図書情報棟で対面によるガイダンスを実施)。
高校本館の各教室で待ち受ける受講生たちは、タブレットを介して黒板上のスクリーンにスライドや大学担当者の方の姿が映し出されると食い入るようにお話を傾聴。オンライン学習にすっかり慣れていることもあり、わずか40分程度のガイダンスでしたが、最後は納得の表情を浮かべていました。
2020年という一つの区切りの年に、このガイダンスがきっかけとなって、彼ら彼女たちがそれぞれの夢に邁進していけるよう応援せずにはいられません。
ご協力いただいた各大学関係者の皆様には、厚くお礼申し上げます。
また、本日のガイダンスでは株式会社さんぽう様に運営上のご尽力をいただきました。ありがとうございました。
本校では今後もICT等を駆使しながら、時代に即したキャリア教育を適宜行ってまいります。