スマートフォンと投稿動画サイトの定着に伴い、この10年間で動画は観るだけでなく、自らつくるものへと劇的に変化。映像制作のプロでなくても一般の人々が気軽に撮影し、自分の趣味や身近な出来事を世界中の人々に向けて発信する──世はすでにそんな時代へと突入しています。
そして、本校でもICT教育の一環として、モバイル機器の活用の仕方からリテラシーの習得までには力を注いできました。
そんな時代背景や教育環境もあって、今、本校には授業内外を問わず、動画を手段に自ら情報を発信し、創造性を発揮する生徒たちが育ってきています。
高3生の島谷 樹(しまたに いつき)君は中高5年間をバスケットボール部で活躍してきた一方、早くから映画や動画に興味を持ち、中2の頃にはスマートフォンでの撮影にも親しんでいたといいます。
そんな彼が、この度本校の部活動を紹介するショートムービーを自主制作。すでにこのホームページ「SG Movies」上で一般公開しています。
「自分発、未来を創る人になる」。本校の新スローガンをまさに地でいくような島谷君とその作品に関して、詳細を以下にあらためてご紹介します。
◼︎三田学園中学•高等学校 部活動PV
監督•脚本•撮影•編集:島谷 樹(本校102回生)
キャスト:本校26部活の各部員、炭焼池の鴨
上映時間:4分7秒
制作年度:2018年
公 開 日 :2019年1月17日
作品解説:
島谷君が以前からテーマに考えていたこと。それは、本校の「部活動」。文武両道の「武」に励む学園生の真剣でキラキラとした姿を映像に収め、一般の人たちへ、世界へと発信したい。この思いを強くしたことから、本校の部活動を紹介するショートムービーの制作を自ら思い立ちました。企画に始まり、脚本•絵コンテ作成•演出•撮影•編集までのすべてを一人で担当。見事な「映像作品」に仕上げてくれました。簡潔でわかりやすいストーリーの下、26の部活が小気味良いテンポで繋がっていくこの作品。「心踊る方へ 弾けろ 青春」のキャッチコピーに託された、本校の部活と本校生ならではの熱い魅力を、スタイリッシュな映像のうちにぜひお楽しみください。
なお、島谷君は本校卒業後は海外へ渡り、映像の勉強に本格的に関わることを希望。そして、将来は映画監督になることが夢だと語ってくれました。
その夢が叶うことを心より願っています。
©島谷 樹 2019 ※この映像作品は著作権法で保護されています。