本日2限目に授業参観を行いました。授業教科は、普段の授業とは異なり、全クラスが総合的な学習の時間でした。本日を迎える事前学習として「主体的・対話的で深い学び」について学び、「何で勉強するのか」という問いに向き合いました。今回はその事前学習をきっかけとして発展させた「なぜ私たちは学ぶのか」について考えました。各クラス6~7人の班を作り、現在の勉強に対しての率直な意見を聞きながら、本題へと深めていきました。
「勉強は世界一嫌いなもの」という班もありましたが、「なぜ私たちは学ぶのか」と疑問を投げかけると「自分の将来のために」「良い大学に入るために」「憧れの職業に就くために」などそれぞれが学ぶ理由を教えてくれました。しかし、分かっているけど現実はなかなか自発的に取り組めていない…が現状のようでした。
もっと具体的な深い学びに繋げるために個人ワークだけでなく、グループワークも行いました。子どもたちの思考をマイナス思考からプラス思考へと変えられるようにアプローチしながら、グループワークを進めて「なぜ私たちは学ぶのか」について各班の納得解を発表しあいました。
「人生100年時代」と言われるこの時代に生きる子どもたちは、一生涯学び続ける必要があると言われています。学んでいる正体は何なのか…答えのない問いかけに、まずは自分なりの考えを持つきっかけになっていればと思います。
授業の最後に子どもたちへ2冊の書籍の紹介もしました。
瀧本哲史著「ミライの授業」
名古谷隆彦著「質問する、問い返す」
書籍から各自の納得解を熟考する手がかりが見つかるかもしれません。興味がある方はインターネットでも読むことが出来ます。瀧本哲史著「ミライの授業」https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49003是非、読んでみてください。