高校卒業式当日の2月27日(土)。
高校本館3階の階段を上り終えると、最後の登校になった卒業生たちは驚きと喜びの声を上げました。
目の前には3年間あるいは6年間お世話になった先生たちの、微笑みをたたえた似顔絵パネルが現れたからです。
「御卒業おめでとうございます 令和3年卒業(令和2年度卒生)の皆様のこれからの御健康と御多幸をお祈り致します。」
担任の先生方から心のこもったお祝いの言葉──それは、教室で繰り広げられる黒板メッセージへのプロローグでした。
「一人一言メッセージを!」
クラスによって表現内容や方法は異なるものの、高校生活の苦楽をともにしてきたクラスメイト、そしてクラス担任との最後の思いの交換。
今でいうエモい(感情を揺さぶられる)黒板メッセージの数々を、どうぞご覧ください。