5月21日、中学3年生と同様に、つぐみ助産院助産師・越山茂代先生を講師としてお招きし、「思
春期の体と心」と題して、性教育講演会を実施いたしました。三田学園で初めての性教育講演となり、
思春期の体の変化や発育のしかたを分かりやすく説明していただきました。普段何気なく生活して
いる自分の体を詳しく考える良い機会となり、不思議なこと、新たな学びがあったようでした。
自分の体が大人へと変化していく中で、個人差や男女差など一人一人の個性を尊重する大切さや、プ
ライベートゾーンの大切さなどの知識も学びました。必然ではなく奇跡のような確率で自分が生まれて
きたことを知り、自尊心が育まれるような温かいお話もしていただきました。また、母子手帳やエコー
動画で赤ちゃんの心音を聞いたり、母親のお腹の中で赤ちゃんがどのくらい成長するのか表した周期ご
との実寸大赤ちゃん人形を抱いたり、実演に参加する生徒もおり、生徒たちも盛り上がりました。
これからの自分の体や心の変化を正しく受け止めるためにも今日の講演で学んだ内容を忘れず、自分
の体、自分の心を大切に考えて欲しいです。資料も持ち帰っていますので、自分の体のことを知る良い
きっかけにして目を通し、振り返る材料にしてもらいたいと思います。