防災をテーマにしたコース②が午前中に行った津波・高潮ステーションは、海抜の低い大阪で防災意識を高めるために作られた施設です。
過去に起こった地震による津波や台風による高潮の被害状況と、未来に起こるかもしれない南海トラフ地震の予測などが展示されており、生徒たちは模型を動かしたり映像に見入ったりしていました。
防波堤や水門などの自治体が行なっている対策と、私たち自身が日頃からしておくべき備えの、2つの視点から学ぶことができました。
午後からの魚国総本社さんでは、食育と、災害時のパッククッキングについて学びました。
まず食育は、実際に食べるところから。
中学生に必要な栄養素がたっぷり入ったお弁当をいただきました。
次にグループワーク。ライフラインが途絶えた場合を想定して、限られた道具と食材を使ったメニューを班ごとに考えて発表しました。
そしてパッククッキングのレシピを2つ教えていただき、調理実習を行いました。
質疑応答タイムでは、給食の献立作成や備蓄食品についてなど、様々な質問に答えてくださいました。
最後に公認スポーツ栄養士の方から、中学生の体づくりについての熱いメッセージをいただきました。
職員の皆さま全員が、食に対して熱い思いを持っていらっしゃることが伝わってきて、とても濃く実りの多い時間を過ごすことができました。