地元市民の音楽活動を、本校中1生がお手伝いさせていただきました。

2022.08.29 学園通信

コロナ禍が3年越しとなり、経済や生活・文化等のさまざまな活動では未だに停滞が懸念されもします。

そんな状況下で、美術や音楽等の芸術分野では市民団体が中心となり、プロとアマの垣根を越えて現状を乗り越えようとする活動が全国的に見られるようになりました。

『コロナに負けるな大音楽会』実行委員会は、三田市を拠点に活動する合唱および吹奏楽の各音楽団体から有志が集い、結成されました。

その目的はプロ、アマを問わず停滞している演奏活動の活性化、また三田の文化の向上、そして演奏を通じて市民の皆様と元気や喜びを分かち合えることにあり、約1年前にあたる昨年9月には「コロナよりも強く大音楽会」と題して1回目の演奏会を催し、話題を呼びました。

そんな同委員会が準備に準備を重ねてきたうえでの第2回演奏会が、来月9月、会場も昨年と同じ三田市総合文化センター 郷の音ホールで開催されます。

この意義ある活動に際しては、広報用のポスターデザイン(メインビジュアル作成)の募集が三田市教育委員会を通じて三田市内の各中学校に対して行われ、本校の杉浦夏希さん(中1)のイラスト作品が採用されました。

歌う女性の周りに複数の管楽器奏者を散りばめて描かれたイラストは、青と白を基調に可愛らしくも爽やかな印象。同委員会の開催趣旨をよく捉えていて、老若男女を問わない市民の方々に演奏会の開催をアピールしてくれています。

杉浦さんの作品はポスターとフライヤーの両媒体に使われ、現在上記の音楽団体や郷の音ホール他で配布されています。

同委員会には本校の音楽教諭で吹奏楽部顧問でもある鷹田教員も名を連ね、演奏会当日にはタクトも振る予定です。

本校とも繋がりの深い同演奏会が、地元・三田市の音楽文化の復興に寄与されることを願ってやみません。

 

▇「魅力がたくさんだ、三田」大音楽会

日時:10月2日(日) 13:30開演

場所:三田市総合文化センター 郷の音ホール(大ホール)

出演:三田女声コーラス、ピチカート・ママ、三田松聖高等学校コーラス部、三田少年少女合唱団、郷の音吹奏楽団

主催:『コロナに負けるな大音楽会』実行委員会

後援:三田市、三田市教育委員会、三田市文化協会、三田市音楽協会、三田市合唱連盟、三田市吹奏楽連盟、神戸新聞社

協力:三田市総合文化センター