卒業生からのメッセージ

2021.04.09 進路指導室だより

在校生のみなさんへ

今年の春、卒業した104回生の先輩からメッセージをいただきました。今後の参考になるかと思いますので、読んでください。※()内は進学大学です。

今回は複数の先輩からのメッセージの抜粋です。次回からは8名の先輩からのメッセージを連載していきます。

 

《学校での過ごし方はどうでしたか?》
○授業をまじめに取り組んでいた。参考書をたくさん買うのではなく、学校でもらった教材をしっかり取り組むことで基礎が定着したと思うので、後輩のみなさんもがんばって今持っている教材に取り組んでほしいと思います。(神戸大)
○中学時代は部活動に専念していたこともあり、全然と言っていいぐらい勉強をしていませんでした。クラス分けの時期の頃から、発展クラスへ行きたいという思いで勉強をしはじめました。さぼりがちな私にとって、周りの人が頑張っているという環境のおかげで意識を持って勉強ができました。(岡山大)
○クラブ中心の毎日でなかなか勉強ができませんでしたが、通学電車の隙間時間をうまく使うことができたと思います。部活で疲れ早く就寝したときは、次の朝早くに勉強するように心がけていました。(岡山大)
○私は授業中に分からなかったところや、授業後自分で解いて分からなかったところを頻繁に放課後に質問をしに行っていました。自分から積極的に質問に行くことで、分からなかったところを放置せず、分からなかった理由をしっかりと定着させることができます。やって見てください。おすすめです。(兵庫県立大)
○小テスト、定期テストを大切にしました。特に小テストの勉強は、日々の学習習慣が身につくので、おろそかにしないようにしてください。(大阪大)

《大学受験について》
○私は中学の頃は部活であまり勉強ができておらず、成績もよくなかったです。でも、高校に入り、目標とする大学が定まり、勉強をする決心ができました。受験はつらいものです。共通試験では、第一志望のボーダー得点に達していなくて、絶望しました。しかし、今までの自分を振り返り、頑張った自分を思い出し最後まで戦えました。進学するのは第一志望ではありませんが、後悔はありません。自分を信じて努力することの意義を学ぶことができた。それだけで、もう十分に感謝しています。(大阪市立大)
○本番のことを考えると緊張しすぎて何をしていても頭に入ってこなくなったので、逆に意識をしないようにしていました。受験直前になってもそれまでの生活リズムを崩さず、過去問や問題集でいままで解けなかったところの確認、英単語の確認などを繰り返していました。(大阪大)
○ただがむしゃらにやるのではなく、落ち着いて受験日までの勉強計画をしっかりと練りました。それに沿って勉強するのがおすすめです。過去問をただやるのではなく、時間配分を決めて本番と同じように受け、その後の復習を大切にしました。英語の長文は毎日解いて、音読もやった方が良いと思います。(法政大)
○途中で何度も心が折れかけましたが、同じ参考書を繰り返し繰り返し読み、解きました。一日一日の積み重ねなので、決してノルマを重くしないようにしてください。途中で必ずガタがきます。何事も心の余裕を持ちながらです。勉強がんばってください。(岡山大)
○コロナによる自粛期間あけの夏頃から勉強を始めました。学校のある日はその後、塾で22時まで、休みの日は10~22時まで自習室に通っていました。私は家で勉強が手につかないタイプだったので、勉強は外、家は休む、と割り切りました。これが良かったと思います。(岡山大)
○一年間は思っている何倍も長いので、模試の結果に落胆せず、挽回は可能なので落ち着いて勉強してください。大丈夫です。私は塾には通わず、学校採用の動画を上手く活用して結果が出せたと思います。勉強以上にメンタルの安定が大切です。(神戸大)
○目の前のことを楽しみ、将来の希望に向け自分のできる精一杯の勉強をしてください。勉強の時は一人かもしれないけれど、友達と話してリフレッシュして乗り越えてください。(大阪教育大)

《クラスメートやクラブの仲間、先生との思い出》
○進路決定ですごく悩んでいました。何度も進路指導室へ話を聞きに行ったのを覚えています。また、共通テストが終わってすぐの国公立面談の際に、結果をほめられ、とても嬉しかった。もしかすると入学して初めて成績でほめられたのではないかと思います。(笑)(岡山大)
○高3での最後の体育大会に向けてのレクリエーションが楽しかった。振り返れば高3が一番楽しかった。受験があってもクラスの雰囲気が良かったので精神的に追い込まれることもなく勉強ができました。2学期の後半から、ずっと学校で下校時間まで勉強しました。その期間で話す人も増えましたし、先生との関わりも増えました。これも良かった。(神戸大)