令和5年度 1学期始業式【特集:出会いの季節】

2023.04.18 学園通信

新年度1学期が始まって早や10日。去る4月8日(土)には、本校の新年度1学期始業式を行いました。

前日の入学式の荒天が去り、穏やかな朝を迎えた当日。開始時刻には、中1~高3の全新学年の生徒が高校本館前に集合しましたが、1,570人が屋外で一堂に会しての始業式は、コロナ禍を挟んで4年ぶりのこととなりました。

式自体は最初に離任•就任された先生方のお知らせから。眞砂学校長のアナウンスの後、新任教員の代表として阪田先生から「中学高校の卒業生です。母校へ戻って来られた喜びでいっぱいです」と挨拶がありました。

続いては、新入生と在校生が初顔合わせする対面式へ。全校生で描く(制服と髪の毛による)黒くて長いベルトの両端には、在校生を挟んで新中1生と新高1生が相対するように起立。そして、昨日入学したばかりの新中1生から井内彩乃さんが「先生や先輩方の教えを仰ぎ、質実剛健・親愛包容の精神を体得して、立派な三田学園生になることを誓います」と、初々しくも凛とした新入生代表の挨拶を行いました。対して、谷口聖眞高校生徒会長からは「中高6年間、素敵な時間を過ごしましょう」と歓迎の辞が返され、在校生からは万雷の拍手が送られました。

その後、式は始業式へと移行。眞砂学校長から前日の入学式にも参列いただいた姉妹校•

GMAS(Georgiana Molloy Anglican School)のお二人の先生(ワトソン校長先生、スミス日本語科先生)が紹介されると、お二人揃って朝礼台に上られ、学校紹介を兼ねてのご挨拶をくださいました。

「昨年8月に姉妹校関係を結び、今年7月には第1回目の交換留学生として三田学園の生徒さん25人が来校してくださいます。私たちはこの姉妹校関係が将来に長く続くものと確信しています」

今年から本格的に始まる姉妹校の交流には、その場に居合わせた誰もが期待を膨らませずにはいられなかったでしょう。

始業式はその後、生徒指導部や高校副校長らから学校生活に関する注意・連絡や心得が話されて終了。引き続いて、中学・高校の両生徒会執行部が朝礼台を挟んでズラリと勢揃いし、役員紹介を兼ねた生徒総会を開きました。

50分弱程の長丁場にはなったものの、その長さを感じさせない充実した内容。そして、何よりもオンラインや中高分離のスタイルでは物足りなさを感じていた誰もが、桜の季節にこうして生徒と先生の全員が顔を合わせ、声を聞きながら、新年度の誓いを立てられたことに幸せを感じられた始業式だったのではないでしょうか。

新入生の皆さん、一日一日を大切にしながら、一緒に楽しい学校生活を送っていきましょう。