【中学編】令和3年度 三田学園中学校・高等学校入学式

2021.04.17 学園通信

今年の早い開花に見頃は過ぎたとはいうものの、新緑には薄紅色の花びらがちらほらと見られた4月8日(木)。

本校の中学と高校の入学式を、共に執り行いました。

1学期も始まり約1週間。中高共にすでに授業も始まっていますが、コロナ禍に伴う新入生および教職員という必要最小限の同席者だけで行い、保護者の皆様には動画配信となりました入学式の様子を、当日の写真を多数交えながら学園通信上に再現します。

中高新入生の皆さん、そして保護者の皆様、この度のご入学を心から歓迎し、お祝い申し上げます。

 

当日は以下の次第の下、式典は中高共に20分前後というコンパクトさで進行しました。

●開式の辞

●学校長入学許可

●新入生代表宣誓

●学校長式辞

●理事長挨拶

●学年主任・学年担任紹介

●閉式の辞

中学と高校、それぞれの入学式の様子を以下に分け、写真とキャプションでお伝えします。

 

中学入学式 9時30分〜

 

夢と希望に胸膨らませて入学してくる新中1生たちに、在校中学生の先輩たちが心を込めたウエルカム。中学新館の玄関から式の会場となる小寺ホール入場口までの各玄関や廊下には、新入生出身小学校からの祝福メッセージや中学生徒会執行部のお手製になる「入学おめでとう」ボード&ディスプレイ等が掲出され、お祝いムードを盛り上げました。

 

式が始まる前には、学年主任の教員から晴れの場に臨むに際しての心構えが。新入生一同、緊張した面持ちのなか、いよいよ開式の辞が告げられました。

 

松井学校長が新中1生(110回生)244名への入学許可を宣言。続いて、新入生代表の荒川紗菜さんが前進して壇上と相対すると、新入生代表宣誓を初々しい声で溌剌と読み上げました。「これからの6年間はさまざまな活動を通して心身を成長させ、広い視野と深い思考を身に付け、多くの友だちを得たいと思います。先生や先輩方の教えを仰ぎながら『質実剛健・親愛包容』の精神を体得し、立派な三田学園生になることを誓います」。

 

松井学校長から「挨拶は自分の心を開き、心を通じ合わせるための基本です。皆さんは6年間を共に過ごす大切な仲間同士。勉学や部活動・学校行事で切磋琢磨するなかで生まれてくる友情は生涯の宝物です」と、まず式辞が。続いて、丸泉理事長からも「勉学では他人に負けない得意科目をまずひとつつくり、スポーツではルールを守って相手を尊敬するスポーツマンシップを身に付けましょう。皆さんは成長するなかで、国際舞台のリーダーとして活躍できる資質を本学で体得してください」とお祝いの言葉が贈られました。

 

その後、学年主任および学年担任9名が壇上で紹介。閉式の辞を挟んで再び担任団各教員が自己紹介を行い、「三田学園でいろんなチャレンジをしてください」等、教員それぞれの思いを込めて新入生を励ましました。

 

式が終わり、新入生たちは小寺ホールからホームとなる中学本館へ移動。小寺ホールと中学新館の間に設けられた仮設渡り廊下横では、待機していた吹奏楽部が心を込めたウエルカム演奏でまだ緊張の解けきらない彼ら彼女たちを和ませました。その後、新入生たちは歴史と伝統あふれる三田学園のシンボル、中学本館へと足を踏み入れました。

 

中学本館2階にある中1・6クラスの教室。なんと!教室前方のホワイトボードには新入生にも親しみのあるウエルカムキャラクターがクラスごとに。実は、このイラスト、今春卒業したばかりの104回生の先輩たちが前日までに描いてくれていたのです。入れ違いの卒業と入学、その年齢差6歳を超えて後輩を思いやる伝統は本校ならではです。

 

【高校編】令和3年度 三田学園中学校・高等学校入学式へ続く