道徳の授業で「生まれてきてくれて、ありがとう ―助産師さんからのメッセージ―」という文章を読み、命の誕生の奇跡、今ある命の大切さについて考えました。
家庭科でも今、保育の分野を学んでいます。
生まれた時の様子や小さい頃のエピソードを家族に聞いてくる宿題を出したこともあり
赤ちゃんが生まれ育っていく過程を、少しだけ身近に感じているようでした。
「自分や他者の命に感謝するのはどんな時だろう」という問いかけをすると、真剣に考え
幸せだと感じるとき、身近な人が亡くなったとき、肉や魚を食べるとき、など多くの意見が出ました。
最後に「家族への感謝の一言」を書いてもらいました。
普段はなかなか口にすることが少ない感謝の気持ちを、素直に言葉にしてくれていましたので、一部ご紹介します。
・産んでくれて、ここまで育ててくれてありがとう。
・仕事や家事をしながら、大切に育ててくれてありがとう。
・いつも1番に気にかけて、心配して、そばで支えてくれてありがとう。
・毎日楽しく、笑顔でいっぱいにしてくれてありがとう。この家族で本当に良かった!
・愛してくれてありがとう。
生徒たちの言葉から、それぞれが家族の愛情をしっかり感じ取っている様子が伝わってきました。
いろんな悩み事を抱えていく年頃、時期かもしれませんが
何よりも今ある命はかけがえのないもので、自分を、家族を、周りの人を大切にしてほしい。
そんな想いを込めた、各クラス担任からの熱いメッセージが
生徒1人ひとりに届いてくれていると嬉しいなと、心から願います。