中学3年生 今週の道徳

2025.04.12 中学3年生学園通信

新年度は、桜が満開の中始まりました。
中学3年生、今年も頑張っていきますので、よろしくお願いします。
さて、今週の道徳は「情けは人のためならず」という題材で行いました。
旧来の意味としては、「他人にかけた情けは、その人のためになるだけではなく、まわりまわって自分のためにもなる」とあります。
その意味から、生徒達には損得勘定で動くのではなく、自発的にまわりの人のために動いてほしいと願いながら授業を行いました。
教材には、1985年戦争が起こっていたイランに残された日本人を、トルコ政府によって救出してもらった話を使用しました。
遡ること100年、1890年に、和歌山県沖で遭難したトルコ軍の船に乗船していた船員たちが、地元の人々によって助けられたことがきっかけで、100年近くの時を経て恩を返すかたちで起こった日本人救出劇でした。
困っている人がいたら手を差し伸べる、その純粋な気持ちを持って、生徒達にはいろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。
写真は、道徳授業後のオープンスクール参加者にむけてのメッセージ準備です。