爽快な真夏の青空が広がった7月30日(土)、本校では今年も中学オープンスクールを開催しました。
おかげさまでここ数年、本校のオープンスクールでは毎年たくさんの小学生やその保護者の方にご来校いただくことができました。それでも、これからの教育や学校を取り巻く環境の変化を見据えた時、本校には現在進行形での取り組みなど、まだまだお伝えしなければならないことが数多くあります。そんな思いを抱きながら迎えた初日でしたが、今日は対象となる小学4･5年生とその保護者から合計289組・約700名もの方々にご参加いただけました。
学校紹介の会場となる小寺ホールがほぼ満席となる状態の中、恒例の吹奏楽部による歓迎演奏で開会。続いて、理事長が本校ならではの特色を、校長が恵まれた教育環境から2020年の大学入試制度改革に向けた新しい取り組みまでをそれぞれに丁寧にわかりやすくお話ししました。
学校紹介後半では、入試広報担当者が本校独自のコース制をスライドを使い、2020年大学入試制度改革とも関連させながらさらに詳しくご説明。最後には高校生徒会による生徒目線での学校紹介も行われ、振り返れば予定時間をややオーバーするほどの中身の濃い内容で、参加者にはしきりに頷いておられる方が数多く見受けられました。なお、今年から学校紹介は保護者の方々により詳細な説明を行う目的で、桜陵館との２会場同時開催になりました。
そして、オープンスクールはメインイベントとなる体験授業へ。中学校の各校舎などを使っての模擬授業は国算理社英と体育・家庭科の７教科が開かれましたが、学校敷地内山林でのサンプル採集（理科）やミニサッカーゲーム（体育）、焼き菓子づくり（家庭科）といった身体を使った実習系授業も多く、どの教室も参観される保護者が廊下まであふれ返るほどの盛況ぶりでした。
高校生徒会による学校見学ミニツアーや部活動見学、食堂でのランチ体験といった盛りだくさんな内容で、終わってみればアッという間の半日間。帰り際、屈託のない笑顔を浮かべていた今日の小学生たちの瞳に、2年後・3年後にまた本校の姿が映ることを願ってやみません。
なお、オープンスクールは明日、小学6年生を対象とする2日目を開催します。
