最後の大学入試センター試験で幕を開けた新年、今学校では受験シーズン真っ盛り。
本校でも高3生が志望大学の関門を突破すべく最後の調整に臨んでいる一方で、つい先日までは中学入試を実施し、2月には高校入試を控えているところです。
自分の未来に立ちはだかる大きな試練であり、見方を変えれば人生をエキサイティングに変えるためのビッグチャンスでもある「受験」。
そこには、受験生本人はもちろん、家族や友人ら周りの人々も巻き込んでの泣いたり笑ったり、考えさせられたり、しんみりしたりという小さなドラマが日々きっと展開されていることでしょう。
新年1回目の三田市立図書館展示棚の入れ替えに際して、本校図書委員たちのテンションを上げたテーマがこの「受験」。1月17日(金)には同館での作業を行いました。
一般市民の方々には、場合によってはご自身の学生時代を振り返りながら。
また、受験生の皆さんには「人事を尽くして天命を待つ」の心境で。
心の中に桜の花を咲かせる一冊一冊を、ぜひ三田市立図書館でお楽しみください。
■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」
テーマ:受験
三田市立図書館を訪ねる数日前の準備風景。図書委員の活動拠点、本校記念図書館では中高委員が一つになってPOPづくりを行いました。
三田市立図書館駐輪場横の植え込みには、紅色も鮮やかな寒椿の花が。暖冬とはいえ、春の花々が咲き始めるのはもう少し先のようです。
この日、棚の入れ替えに集まってくれたのは高1・4人、中3・2人、中1・2人の計8人。初参加、若葉マークの中1生両人も一所懸命に研修中です。
一方、中3以上の先輩委員たち数人は、貸出図書の検索作業中。お目当ての本が見つかれば、書架へ直行してピックアップしていきます。
そして、棚づくりもいよいよ大詰め。「わかるわあ、その気持ち」当事者感覚を共有できるテーマだけに、委員たちの思い入れもたっぷりです。
完成した今回の展示棚。すでに貸し出し中等の理由で陳列できなかった本もありますが、気持ちの入ったPOPがしっかりアピールしてくれます。
新人さん2人も一緒に、この日の記念撮影。高1の先輩たちは2年後には大学受験…でも、まずは3月の学年末考査を乗り切りましょう(笑)。
三田市立図書館とは横山門を挟んで目と鼻の先。わずかな距離でも、ひと仕事終えた開放感のなか、みんなでワイワイ帰る道は楽しいものです。