西日本に大被害をもたらした豪雨の後は、打って変わって連日40℃にも届こうかという猛暑・酷暑の続いた今年7月。ここ三田でも灼けつく陽射しから逃れようと、三田市立図書館には午前中から一般の方々が多数来館され、エアコンの利いた空間でしばしの読書三昧に心のオアシスを訪ねておられます。
7月17日(火)に行われました恒例の三田市立図書館展示棚の入れ替え。本の虫を自認する中2・3人と高2・2人計5人の本校図書委員たちが今回選んだテーマは、ズバリ「ホラー・ミステリー」。人間の想像力と創造力の限りを尽くして描き出されるダークでスリリング、情緒的かと思えば理知的な謎解きも楽しめたりするこのジャンルから、暑気払いにピッタリの一冊を厳選してお届けします。
図書委員会内での組織的ミッションもあって、いつも以上に先輩後輩が密度濃く過ごした今回。彼ら彼女たちの感性を通じて、夏の図書館でのクールダウンするひとときをお楽しみください。
■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」
テーマ:ホラー・ミステリー
陳列図書貸出期間:2018年7月17日(火)〜9月中旬予定
「このやり方も教えてあげなきゃ」。実は、この日の展示棚入れ替えには「ノウハウの伝承」という裏テーマがありました。
まずは紹介文をキチンと読む。自分たちがお薦めする図書ですから、POPの中身を知っておくことは基本中の基本ですね。
「ちょっと怖いかも、これ」。選んだ本を棚に展示するしない…その判断もやはり中身の吟味からです。
あらあら…先輩が唐突に持ち出したデッサン人形。これ、いったいどこにどう飾り付けるんですかね(笑)?
土用の丑の日前後の三田市立図書館。今年の酷暑には庭のモニュメントも溶けてしまいそうです。
書架の脇で見つけた懐かしい切り抜き。青春読書記の1回目は2015年6月ですから、もう3年も経つのですね。