三田市立図書館展示棚 2018年11月〜2019年1月の展示「学園生活」

2018.11.28 図書館だより

日の暮れるのが早くなり、灯火親しむ「読書」にはこれ以上ない季節がやってきました。

「本の虫」を自称する本校図書委員たちのおすすめ図書定期便、「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」。1114()には恒例の展示棚入れ替えを、三田市立図書館で行いました。

今回のテーマは「学園生活」。盛り上がりに盛り上がった本校桜陵祭(文化祭)を受け、また前回のテーマだった「学習」ともリンクするかたちで、勉学以外にも幅広く充実させたい学校生活や、生徒たちの日常をとっておきの本を通じてご紹介したい。そんな思いから、読む人をワクワクさせる知的好奇心や心揺さぶる感動で満たしてくれる一冊一冊を厳選しました。

来春には引退する高2委員たちに代わり、展示棚入れ替えのノウハウを引き継がなければならない後輩たちにとっても貴重な機会。

一所懸命に、しかも楽しく進められた棚づくりの様子をいつもの写真とキャプションでお伝えします。

■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」

テーマ:学園生活

陳列図書貸出期間:20181114()20191月中旬予定

展示棚の入れ替えには何回も参加して、要領もつかめてきた中学生委員たち。棚背面を演出する壁紙も自分たちで選びます。

図書館の担当の方とPOPの文面やデザインを最後のチェック。本を借りられる方、読まれる方の目線から見ることも大事ですね。

棚背面に壁紙を貼り、おすすめ図書の位置を決めたら手作りPOPを配置。今回は多人数なので、棚がサクサク出来上がっていきます。

先輩たち高校生委員がつきっきりだから、中学生委員も安心して作業。一般来館者の方のお邪魔にならないよう、気配りすることも大切です。

棚づくりの合間、本を手に取り、ちょっと一息。本好きが集まっているだけに、活字を見れば表情も自然にほころびます。

今回も展示棚が無事に完成。現代日本を代表する錚々たる小説家たちの作品が中心なだけに、この棚に足繁く通う方も増えそうです。

最後にはいつもの記念撮影。高2女子2人のベテラン委員にとっては、棚づくりの後の楽しい撮影も残すところあと2回です。

この日、三田市立図書館からの帰り道に「虹」を発見。世代交代が進む本校図書委員会で、来る新年へと希望の架け橋が架かりました。