今年3月31日・4月1日に開催された「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2018和歌山」(全国大会、主催:ロボカップジュニア・ジャパンオープン2018和歌山大会開催委員会、会場:和歌山ビッグホエール)に、三田学園物理部が出場。その結果、チーム「そよかぜ」(阪神ブロック代表)が「NIPPON League サッカー ビギナーズ」競技で見事に優勝の快挙を成し遂げました。
そもそも「RoboCup」とは「西暦2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てるロボットチームを作る!」という目標を掲げ、人間社会に真に役立つロボット技術の育成を目的として活動を続ける国際プロジェクト。その参加対象を子どもたちに限定し、毎年自立型ロボットによる競技大会を開催しているのが「ロボカップジュニア」です。
本校物理部はこの「ロボカップジュニア」に過去5回参加し、うち4回が全国大会出場。昨年の全国大会では優勝は逃したものの特別賞(「World League サッカー Light Weight」競技)を授与されたりと奮闘してきました。
そんななかでの、新年度当初を飾るビッグニュース。当の物理部が凱旋よろしく、5月1日(火)に行われた恒例のハニーFM番組収録に登場しました。
現在部員数31人、ロボット課・プログラミング課・広報課・物理課の4つの課に分かれている物理部は、今回の収録では高3・1人、高1・2人、中3・2人の参加者計5人全員がロボット課に所属。そのため、日頃は外に向けてなかなか伝える機会のない物理部の魅力やロボットへの思い入れを、マイクに思う存分に託してくれました。
「え?そんな頃から!?」と思えるような物理への興味、入部のきっかけに始まり、話は早くも「ロボカップジュニア・ジャパンオープン」全国大会のエピソードで盛り上がり。優勝を決めた本人たちの肉声も交えながら、「車検」などという聞き慣れない言葉も飛び出して、同大会を初めて知る人の興味をもかき立てる熱いトークが続きました。
さらに、部活としての物理部のおもしろさ、そして思いどおりにならないからこそ、関わる部員の誰もがますます熱中してしまうロボットへの思い、「ロボット愛」が部員各人の口を突いて出てくると収録も終盤。最後も「なるほど、さすが物理部!」と思わせる話で締め括られました。
ロボットやAIが生活基盤の中心に置かれるだろうこれからの時代に、その担い手となるだろう若者たちの夢ある話は明日5月3日(木)の放送。連休のひとときにぜひお聴きください。
なお、番組内では来月6月2日(土)、本校で開催される「ロボットプログラミング体験教室」の告知も行っています。
詳細やお申し込みは以下のサイトからお願いいたします。
■今後のオンエア予定
毎月第1週木曜日放送
5月3日(木) 17:15~17:45「ハイスクール特派員登場!」 物理部
6月7日(木) 17:15~17:45「ハイスクール特派員登場!」 京都大学iCeMS Caravan公開授業参加生
7月5日(木) 17:15~17:45「ハイスクール特派員登場!」 オーストラリア語学研修研修生
ハニーFM(周波数82.2MHz、エリア内人口約30万人)
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