真冬のこの時期、地元のマラソン大会に参加しているよ、という方がけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
また、「カール・ルイス、かっこよかったなあ」「ウサイン・ボルト、本当にすごいよ!」と、テレビの五輪や世界陸上(世界陸上競技選手権)の中継で見たスーパースターたちの姿に、今なお感動の余韻を残しておられる方も少なくないでしょう。
一人でも過度な用具要らずですぐに始められ、見てよし、やってよしの陸上競技(以後、陸上)は、今日ジョギング・マラソンの全国での参加人口が2,020万人に上り、スポーツ部門での人気は第2位※1。学校スポーツの競技人口ならば、中学生が男女計で221,173人※2、高校生が男女計で109,889人※3と、こちらも高い水準を維持しています。
世界大会も数多く、国際的にも人気スポーツのひとつとなった陸上。競走(ロード・中長距離・短距離)と跳躍・投てき・混成から成る、非公式を含む種目数は77。五輪種目だけでも男女合わせて47を数えます※4。
しかし、競技そのものの起こりは紀元前776年の第1回古代五輪にまで遡り、さらに「走る」「投げる」「跳ぶ」というもっとも基本的な身体能力を競うという意味では、スポーツの根源にも関わっていると考えられています。
1月30日(火)に行われた地元ラジオ局・ハニーFMの番組収録には、そんな陸上の練習に日頃余念のない陸上競技部員から高1の男子2人・女子2人の計4人が参加してくれました。
創部は1926年(大正15年・昭和元年)。以来、今年で92年の歴史を誇り、現在の部員数は高校22人・中学12人の計34人。2014年には400mブルートラックが敷設され、設備環境も本格的に整いました。
折しも、この日の参加者の担当種目は短距離走(100m・200m)とやり投げというトラック競技・フィールド競技が各2人ずつ。種目ごとの特徴や練習方法、大会での目標等、競技の内容を中心に話はどんどん進んでいきました。
男子部員の一人は八種競技(100m、走幅跳、砲丸投、400m、110mH、やり投、走高跳、1500m)にも出場したようで、レアなエピソードにはスタジオ中が大盛り上がり。陸上競技の魅力や目標とする選手、学校生活のこと等てんこ盛りの話題で、最初は緊張気味だった彼ら彼女たちも最後には満面の笑みを浮かべていた、そんな収録でした。
放送は明日2月1日(木)。夕方のひとときを明るくて爽やかな学園生のトークでしばしお楽しみください。
※1.日本生産性本部「レジャー白書2017」より。
※2.2016年、日本中学校体育連盟「加盟校調査集計」より。
※3.2016年、全国高等学校体育連盟「加盟・登録状況」より。
※4.Wikipediaより。