オーストラリア語学研修参加生徒感想文 NO.2

2017.07.22 学園通信

7月19日の「学園通信」で、今春のオーストラリア語学研修に参加した生徒の感想を掲載しましたが、今回はその続きです。

語学研修を通じて異文化理解や語学力の向上をはかるためには、自ら積極的に行動することの大切さを挙げている生徒が多かったように思われます。このことは、帰国後も彼らの日々の様々な生活の中で生かされているように感じます。

なお、来年度より春のオーストラリア語学研修に加えて、夏休みの期間を利用した「カナダ語学研修」を実施する予定です。

 

・英語力そのものより伝えようとする意志がコミュニケーションをとるうえで大切であることが分かりました。伝えようと頑張れば頑張るほど受け取ろうとしてくれることが嬉しく思いました。また、英語が勉強でなく、コミュニケーションをとるための一つの言語としてその役割を果たしていると知ったとき、それが当たり前のことであるにもかかわらず、私は驚きました。

 英語学習について新たな課題を発見できたことはもちろん、英語というコミュニケーションツールが私にもたらしてくれる可能性についても深く考えさせられました。

 

・生の英語を聞いて英語のリスニング力や発音などが鍛えられたと思います。今後の英語の学習にも役立てていくつもりです。オーストラリアでは、自分から聞こうとしないと何も言ってくれないことがあったので、なるべく自分から話しかけることを心がけました。その時の積極的な態度を日本での生活にも生かしていきたい。もっと勉強して将来キャビンアテンダントになるつもりです。

 

・ホストファミリーの家族や現地の学校の子とかと友だちになれてたくさん話ができたことが楽しかった。世界には色々な文化や習慣、価値観をもった人がいることが分かった。つらいことがあっても笑顔でいればどうにかなると思った。何事も前向きに積極的に行動していくことが大切だ。

 

・一番思ったことは「黙っていたら何も始まらない」ということでした。日本だろうが外国だろうが同じことだと思います。だから分からないことや知りたいことは聞くべきだし、自分が分かっていることや知っていることは発信していこうと思います。この積極性を勉強や部活、家での生活などにも生かしていきたいと思います。

 

・最初の頃は、相手の英語が全く聞き取れず先が不安でしたが、ホストファミリーの方の明るく気さくな雰囲気の中で徐々に英語を聞いたり話したりすることができるようになった。特に小さな子どもとのコミュニケーションは英語の上達にはかなり役立った。英語を話すスピードもそれほど速くはなく何度聞き返しても答えてくれたからだ。オーストラリアの人たちはみんな明るく積極的に行動できる点に僕は感動し、見習っていきたいと思う。ただ自己主張することは大切だが、相手の気持ちを考えて行動するといった日本文化の優れたところは忘れずにいたい。

 

・自分の話す英語は、文法はおかしくても何とか伝わったけれど、相手の英語が聞き取れないことが多かった。英語をもっと勉強しないといけないと痛感した。現地の学校の生徒と毎日しゃべったり、サッカーやバスケットをしたことが一番の思い出。とても仲良くなった子たちとは今もメールで連絡をとりあっています。

 

・今回の研修を通してたくさんの出会いがありました。ホストファミリーの方や学校のバディになってくれた子もみんないい人ばかりでした。みんな僕の拙い英語を頑張って何とか聞き取ろうとしてくれました。そのおかげで英語を使ってたくさん会話をすることができました。これからは勇気を出して自分の意見をはっきり言えるようにしてきたい。