昨年11月に開催し、大きな反響をいただきました「全市版こうみん未来塾in三田学園」(主催:三田市子ども・未来部 子ども未来室 健やか育成課)。
今年、令和2年度も三田市と本校のコラボレーションによる講座が決定し、去る7月12日(日)に開講しました。
本校では2回目となるこの講座ですが、今年は未だに終息が見えない新型コロナウイルス感染症への対応からオンラインでの実施に変更。こうみん未来塾史上初のスタイルとして行いました。
当日の講師には、昨年の担当者でもあった本校数学科教諭が再度登板。すでにこのホームページでもお伝えしてきましたとおり、休校期間内に積み重ねてきましたオンライン授業のノウハウをフルに活用しながら、60分間の講座を展開しました。
市内から募り、この日受講していただいた小学生の数は28人(参観者=保護者を含めた参加者数は82人)。当初20人だった定員に対して74人もの応募をいただき、急きょ参加人数枠を拡大しての実施となりました。
初めての試みにも関わらず、たくさんの方々にご参加いただけましたことに、あらためまして厚くお礼申し上げます。
以下に当日の講座の様子を、写真とキャプションで再現します。ぜひご覧ください。
また、講座実施後のアンケートにお寄せいただきました参加者の皆様からの声も、併せて抜粋のうえ掲載させていただきます。
最後になりましたが、貴重な機会を与えてくださいました三田市職員の皆様には厚く感謝申し上げます。
■オンライン全市版こうみん未来塾in三田学園 <みんなで体験コース>
第1回 「〜自宅で受ける算数おもしろ講座@三田学園~ 数のふしぎ」
講師:本校数学科教諭 花房哲也
時間:10:00〜11:00 60分
対象:市内小学3•4年生
■参加者アンケートより ※参加小学生と保護者の方、両者からの感想を合わせて掲載しています。
「とても緊張したけど、思ってたよりずっと楽しくて、参加してほんとよかったです。」
「大人の知らないことも沢山あり楽しく受講できました。」
「知らなかったことをいろいろ教えてもらえたから。電卓の足し算が特におもしろかったです。」
「発表するのが恥ずかしかった。(たくさんの知らない人がいたので)でも、もう1回やりたいぐらいおもしろかった。」
「普段使わない電卓を使ったのが楽しかった。大人になった気分。」
「少し難しそうでしたが、何とか頑張っていました。学校で、今日の話をしてみようと言っていました。同世代の子が発言しているのをみて、刺激を受けているようでした。オンライン講座を体験する事ができて楽しそうでした。」
「親も一緒に計算したり考えたりと楽しく受講できました。子供は2進数の考え方を講座が終わっても一生懸命やっています。元々算数的な考え方は得意な方でしたが、更に興味が湧いたのではないかと思います。先生は丁寧に進めて下さって、大変分かりやすかったです。貴重な体験をありがとうございました。また是非参加したいです。」
「普段、数字のおもしろさについて考えることがなかったので、とても楽しかったです。大人2人も真剣に講座をきいていました。この延長でプログラミングも勉強すると、子供が興味を持つだろうなと思いました。算数好きな子がさらに算数好きになっています。この気持ちが続くよう、できる範囲で子供に数字のおもしろさを伝えていきたいです。本日はありがとうございました。」
「終わってすぐに誕生日を当てたいと言ってきました。とても楽しく、学校ではなかなか教えてもらえないこともたくさんある事を知ったと思います。またの機会があれば、ぜひ参加させたいと思います。ありがとうございました。」
「うちの子は算数があまり得意ではないのですが、受講後は算数に少し興味が出てきたようです。子供の興味が長続きするかわかりませんが、この機会に算数の宿題をもう少しよく見てあげようかと思っています。わかりやすい素晴らしい講座をありがとうございました。」
昨秋に続き、本校・花房教諭が2度目の登場。教材のチェックやビデオ通話アプリの調整等、講座開始直前まで準備に余念がありません。
当日は市職員の方々もご来校。運営側の大人たちと参加側の子どもたちはオンラインで結ばれ、ご覧のように画面を共有しながら、講座は進みました。
「答えの合っていた人は手を挙げてください」。花房教諭の呼びかけにすかさずレスポンスする子どもたちは、さすが!デジタルネイティブ世代です。
この日の参加小学生はみな、最初から最後まで元気!ゲンキ!!花房教諭も驚かされどおしで、楽しい時間はアッという間に過ぎていきました。
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