【特集】2019夏 三田市内児童クラブご来校 ふれあいの一日

2019.10.15 学園通信

残暑の続いた、去る8月26日(月)。三田市内の児童クラブから子どもたちが本校へ遊びに来てくれました。

児童クラブとは正しくは「放課後児童クラブ」といい、就労等で保護者が昼間家庭に不在の小学校児童に向けて適切な遊び場や生活の場を提供し、児童たちの健全な育成を図る市の事業。三田市では現在市内15の小学校で展開されています(15校に含まれない小学校では近隣施設への通所で実施)。

今回、本校に来校してくれたのはけやき台小学校、三田小学校、学園小学校、あかしあ台小学校、三輪小学校の計5校の児童クラブ。日頃はあまり交わることのない各児童クラブ間で、夏休みを利用して交流を図ろう。そのイベントとして三田学園を訪ねよう、ということが目的でした。

遡れば、本校では10数年前にも同様の目的で三田市内の児童クラブから小学生たちが来校。彼ら彼女たちが「ふれあいの一日」を過ごすための場を提供させていただいたことがあり、今回はその再現となりました。

約400人もの小学生たちと引率の職員の方々が、大型バス7便に分乗。元気いっぱいに楽しんでくれた当日の様子を、写真とキャプションでご紹介します。

夏の日の本校での思い出が、この日の子どもたち一人ひとりの心にいつまでも残ってくれればうれしいですね。

ご来校いただいた各児童クラブの皆さん、ありがとうございました。

この日のメニューは校内見学と吹奏楽鑑賞の2部仕立て。バスが到着した子どもたちから、まずは中学本館の見学に出かけました。

100年前の中学本館を出た後は、現代的な人工芝グラウンドへ移動。続々と到着するバスからは、子どもたちが次々と押し寄せます。

小寺ホール前を抜けた途端、目の前に突然広がる広大なグラウンド。テンションMAX!思わず駆け出す子どもたちには、わざと寝転ぶ子も()。

この日も真夏日だったため、屋外見学は時間を限って。午前の来校組は桜陵館に戻ってお昼ごはんを食べ、午後からの吹奏楽鑑賞に備えました。

昼食後すぐの吹奏楽鑑賞には、午後来校組も合流して約400人が一堂に。楽しみにしていた本校中高生のお兄さん、お姉さんたちの演奏が始まりました。

「この曲、知っている人?」「はーい!!」。演奏開始からすでにノリノリの子どもたちは、ステージ上からのMCにもご覧の反応です。

演奏が進むほどに、子どもたちの熱狂ぶりがエスカレート!知っているあの曲、この歌が聞こえてくると踊り出す子も続出です。

対する本校吹奏楽部部員も、この日はおもてなしモード全開。曲紹介のMCや演奏にも一切手抜きなし、精一杯のパフォーマンスをお届けしました。

さあ、一緒に歌おう!ステージ上から呼びかけるまでもなく、子どもたちは馴染みの歌を口々に口ずさみ、それはいつしか感動の大合唱になりました。

午後来校組の子どもたちは、吹奏楽鑑賞の後に校内見学。中学本館では木の匂いのする階段や廊下、教室を見て触って楽しみました。

そして、子どもたちにとってのこの日のメインイベントはやはり人工芝グラウンド。日の傾きかけた時間帯でも走る!走る!!走る!!!みんな楽しそうです。

グラウンドでは鬼ごっこや400mトラックでの走りに興じる子も。あっという間の一日でしたが、満喫してもらえたでしょうか。また、遊びに来てくださいね。