桜陵祭校外祭(一般祭)の開催まで、残りちょうど1週間。9月下旬の開講から1ヵ月余り。
短期間ながら、平野先生のご指導でなんとかここまで進めてこられたプロジェクション・マッピング講座(以後、PM講座)が、10月27日(土)、いよいよ最終回を迎えました。
タブレットやPCを使ってクリエイティブがしたい。ワクワクするような未知の世界にチャレンジしたい。そして、何よりも夢のある作品を作って、観た人を感動させたい。
いろんな思いをもって集まった受講生たちの総仕上げの様子を、いつもの写真とキャプションでご覧ください。
■三田学園プロジェクション・マッピング講座
開講日時:9月22日(土)、9月26日(水)、10月3日(水)、10月24日(水)、10月27日(土)の連続計5回
会 場:高校本館3階6-3教室
受 講 生 :高校2年生16名、高校1年生2名
講 師:平野知映先生 大学非常勤講師・映像学会会員
内 容:
受講生が任意に設定する投影対象と映像作品を用いて、PM作品を完成。桜陵祭の会場内で一般来校者を含めた観覧者に向けて上映・発表する。
■三田学園PMプロジェクト【桜陵祭当日の上映イベント】
イベント名:三田学園PMプロジェクト
作品発表日:2018年11月3日(祝) 校外祭当日 10:00-15:00
【三田学園PMプロジェクト予告編】 三田学園プロジェクション・マッピング講座 #4
【三田学園PMプロジェクト予告編】 三田学園プロジェクション・マッピング講座 #1
この日やるべきことは当日のリハーサルと作品の微調整。ご覧の機材や備品の扱いにも慣れて、設置も随分と手際よくなりました。
完成形は上映当日とまったく同じ環境。映像のチェックが進む一方で、投影対象や機材に関する準備にも余念がありません。
「この教室を美術館だと思って行動してください」。平野先生の言葉が刺さるなか、作品はもちろん当日の会場係の仕事も理解します。
そして、いよいよ最後の合評。ロッカーの扉が開くと…このチームには映像をさらにダイナミックに展開するよう宿題が出されました。
地球儀を使うこのチームは作品がほぼほぼ完成。機材設置上の微調整や作品世界の見せ方をアドバイスされると、笑みさえ漏れました。
教卓に移し出すこのチームはなかなかシブイ映像。投影される映像のサイズ、素材の色味やコントラスト…細かな指示が出されます。
まるで大空のように天井をスクリーン化するこのチーム。複数の映像アイデアがあるため、平野先生にアドバイスを求めました。
合評の最後は、掛け時計に投影するこのチーム。映像はまだ制作途中とのことでしたが、作り込まれた作品にはみんなが見入りました。
当日の会場内はこんな雰囲気に。これらの作品にさらに修正や微調整が施され、どんな世界が表現されるのか、楽しみですね。
平野先生直々にキャプション(作品説明)の書き方もレクチャー。美術館展示とまったく同じ手順で、作業は最後まで進みました。