【三田学園PMプロジェクト予告編】 三田学園プロジェクション・マッピング講座 #4

2018.10.31 学園通信

日の暮れるのが早くなり、夜風がひんやりとし始めたら、もう11月は目の前。

中間考査を挟み、前回から3週間ぶりとなったプロジェクション・マッピング講座(以後、PM講座)の4回目を、1024()に開きました。

前回チームごとに上映場所を決め、映像制作ソフトの使い方をレクチャーしていただいた受講生たちは、いよいよ自分たちの作品をテスト投影する日。本格的なアート作品への初めての取り組みだけに、彼ら彼女たちの表情からは期待3割・不安7割の入り交じった心情が手に取れるよう。

そんな少しハラハラしたような講座当日の様子を、今回も写真と記事でレポートします。

 

三田学園プロジェクション・マッピング講座

開講日時:922()926()103()1024()1027()の連続計5回

会  場:高校本館3階6-3教室

受 講 生 :高校2年生16名、高校1年生2

講  師:平野知映先生 大学非常勤講師・映像学会会員

内  容:

受講生が任意に設定する投影対象と映像作品を用いて、PM作品を完成。桜陵祭の会場内で一般来校者を含めた観覧者に向けて上映・発表する。

 

三田学園PMプロジェクト【桜陵祭当日の上映イベント】

イベント名:三田学園PMプロジェクト

作品発表日:2018113() 校外祭当日 10:00-15:00

会   場:高校本館36-3

 

【三田学園PMプロジェクト予告編】 三田学園プロジェクション・マッピング講座 #3

【三田学園PMプロジェクト予告編】 三田学園プロジェクション・マッピング講座 #5

 

 

この日は機材の設置方法のマスターが第一関門。机と椅子を廊下へ運び出し、教室内の自チームエリアに機材を広げていきます

「電源コードはトラブルの元になりやすいのよ。扱いは丁寧にね」。平野先生の指示に従い、コードをしっかりと固定していきます。

光源と投影対象の最適な距離を厳密に設定すること。ピンボケのない美しい映像を映すためには、細かな作業が必須です。

プロジェクターが設置できれば、映像を投影。光のフォルムを見ながら、投影位置やピント、色味やコントラスト等を調整します。

機材設置真っ最中の教室内は、こんな様子。忙しなく動き回る誰もの表情が真剣で、集中した時間を過ごしていることがわかります。

この日の最重要課題は、「観覧者目線」で会場配置を見ること。受講生全員が教室へ一人一人順番に入り、改善点を見つけ出します。

会場配置の修正を済ませたら、チームごとに作品を合評。地球儀に投影するこのチームは、背面の柱に思わぬ効果が生まれました。

掛け時計を使うチーム、天井に映すチーム。作品世界をよりよく表現するには、自チームエリア全体の演出も時には必要になります。

合評中は教室内に本気モードの空気が充満。同じ空間を共有する者同士、チームの垣根を越えて作品改善への具体的な提言が続きます。

地元の地方紙新聞社から取材記者の方がご来校。平野先生と受講生たちが一丸となってのプロジェクトを、掲載してくださいます。

 

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