令和4年度 1学期終業式

2022.07.23 学園通信

7月22日(金)、今年度の1学期終業式を行いました。

折からの感染症拡大予防の見地から、当初予定していました対面式を取りやめ、動画配信によるクラス単位での実施に切り替え。そのため、真砂学校長による訓話と表彰伝達および全国大会出場者決意表明から成るコンテンツを前撮りし、当日朝からの配信に備えました。

また、当日は中高両生徒会執行部がこちらも急きょ生徒総会動画を作成し、終業式に併せて配信。とりわけ、今年度当初より校則の一部改訂に取り組んできた高校生徒会執行部からは制定カバンと革靴、女子生徒の頭髪の各自由化に関する経過報告が行われました。

＜学校長訓話＞

皆さん、１学期は十分に自分のしたいことはできたでしょうか。目標に近づくことはできましたか。学期の終わりに総括したことを、これからの学園生活に活かしてください。

そして、いよいよ夏休みが始まります。学期中の先生の指導をしばし離れて、生徒自身が各自、自分で自由な時間を使えるようになります。これは主体的な学びにとって大きなチャンスになります。自分の興味に従って、一人一人が自分のやり方で何かを掘り下げていってください。与えられるのではなく、自分でテーマを選ぶことがまずは大事です。これが探究です。

ぼんやりと過ごすことも時には大事ですが、自分の興味に集中できる時間をたっぷりと持ってください。これまでの学校での勉強がそこで使えると、実感してもらえると思います。きっと、役に立ちます。実際に役に立ってこそ勉強ですからね。

コロナの第7波が猛威を振るっています。しかし、こんな時こそ、自分がしっかりと判断して自分で自分を守ることが必要です。人に流されず、自分で考えて判断してください。

部活でこれから本格的な活動の時期を迎える皆さんも、大勢いますね。これまでのコロナの状況だったら、中止になっていたような試合やイベントが行われるようになります。関係者が慎重に検討しながら準備をしています。大変なご苦労を背負って、皆さんの活動の場を確保しようとしています。見えないところで、みんなが応援しています。どうか、感謝の気持ちを忘れずに、持てる力を存分に発揮してください。

しかし、実際には何が起こるかわかりません。たとえば、誰がいつ、コロナに感染するかわかりません。しかし、もちろん、その人の責任ではありません。何が起こっても、各自がしっかりと受け止めて、自分の経験としてもらいたいと思います。決して、人の責任にして納得しないでください。

夏休み前に伝えておきたいことは、以上の２つです。

まずは、自分でしっかりと考えて普段できないことに集中して、楽しく学ぶこと。

もうひとつは、感謝の気持ちを忘れずに、現実に対して冷静に向き合うことです。

どうぞ、楽しい夏休みを過ごして、元気に戻って来てください。

以上です。ありがとうございます。

＜表彰伝達＞

おかげさまで、今期も数多くの生徒たちが各大会に出場し、表彰していただくことができました。皆様からの日頃の応援に心より感謝いたします。ありがとうございました。

実用英語技能検定

◎準１級合格

石原里桜(高1)