朝から爽快な青空が広がり、すっかり夏休みを感じさせた本日、7月31日(土)。2年ぶりの対面式となりました中学オープンスクールを開催しました。
コロナ禍によるオンライン開催で、参加小学生の皆さんと本校の教室で直接に言葉を交わすことができなかった昨年。寂しくもどかしい思いは皆さんと同じように、本校教職員もずっと感じてきました。
それだけに、今年こうして皆さんと本校でこのイベントを共に楽しめますことに、一言では言いあらわせない大きな喜びを感じています。
そんなオープンスクール1日目。大きくは全体会と体験授業から成るプログラムに、対象学年の小学4•5年生たち、そしてその保護者•ご家族の方々が169組・338人もご来校くださいましたことに、心より感謝申し上げます。
今年は例年以上に生徒たちの積極的なサポートが実現し、中高の生徒会執行部と放送部、図書委員会をはじめ、たくさんの生徒たちが実行委員として活躍してくれています。
桜陵館の受付に始まり、高校生徒会執行部による校内見学ツアー、図書委員のアテンドになる記念図書館見学、さらに中学生徒会執行部を中心とする実行委員総出でのお出迎えや道案内等、この2日間はまさに学校が総力を挙げておもてなしさせていただいています。
さて、プログラムは校内見学ツアーやクラブ見学(自由見学)の終了後、小寺ホールでの全体会からスタート。ステージの緞帳が上がると放送部のMCに導かれて、ダンス部による歓迎公演、さらに放送部員とダンス部員の「学校Q&Aコーナー」が続きました。
ご挨拶を兼ねての学校紹介には、登壇順に丸泉理事長が本校の目標とビジョンを、松井学校長が校祖の人物像と教育目標を、河原中学教頭が教育活動の特色と新しい時代に向けての取り組みを、そして花房入試広報部長が入試概要を、それぞれ簡潔かつ過不足のないように述べさていただきました。
さらに、ステージ上には在校生代表としての高校生徒会執行部役員と今春卒業したばかりのOBOGが。会場からあらかじめいただいていた本校と生徒に関する質問に、彼ら彼女たちがパネルディスカッション形式でお答えすると目を輝かせて聴かれている客席の皆さんの表情が印象に残りました。
そして、いよいよ参加者の皆さんお待ちかねの体験授業へ。この日は、
国語 『「ふわふわ」っておいしい!〜オノマトペの意味の広がりをとらえよう〜』
算数 『必勝法ゲーム』
理科 『気孔の観察』
社会 『エネルギーをみんなに、そしてクリーンに』
英語 『Let’s enjoy Sports!』
家庭 『羊の毛から服ができるまで』
の6科目8教室を、中学本館・中学新館・特別教室棟をフルに使って開講。クイズ形式や実習等、どの科目の担当教員も工夫を凝らした教材を駆使して、参加小学生の皆さんの心をガッチリとキャッチしていたように思えました。
コロナ禍が未だ収束しない状況下で、主要プログラムだけなら約2時間というコンパクトなタイムテーブルでしたが、参加者の皆さんには本校の広大なキャンパスと豊かな自然、そして生徒や教員を含めた学校の姿に直に触れていただけたことで、ご理解と共感をいっそう深めていただけたのではないかと思います。
中学受験までにはまだ時間のある小学4•5年生の皆さん。三田学園への興味が増したなら、今後もさまざまに開催するイベントにまたぜひお越しください。
明日2日目のオープンスクールの様子も、このブログページからリポートいたします。