夏休み真っ只中の8月第1週。毎年この時期には恒例となりました本校のオープンスクールを、今年度も8月3日(土)および4日(日)の2日間にわたって開催しました。
1日目となる3日はここ三田では快晴の下、朝から気温がグングンと上昇し、最高36℃を記録。そんな猛暑日だったにも関わらず、早朝から対象学年の小学4•5年生の子どもたち、そしてその保護者•ご家族の方々が260組•653人もご来校くださいました。
まずは、この厳しい暑さのなか、ご来校いただきましたことにあらためまして厚くお礼申し上げます。
「この夏、親子で楽しむ!」と題しまして、例年とは構成を少し変えて臨みました今年度は、「ゆったり快適」に本校をご体験いただくことがコンセプト。3部構成のうち、全体説明会(以後、説明会)を午前10時からと例年よりも1時間遅くスタートしました。
このことで、参加者の方々にはご来校時間にゆとりをプラス。加えて、説明会以前に施設見学やクラブ見学等を設定しましたため、気温のピーク時を迎える前に多少なりとも心地よく本校校内をご見学いただけるように配慮しました。
その成果か、毎年ご好評をいただいております高校生徒会執行部による校内見学ツアーが、例年よりも便数増発となり、担当しました生徒会役員たちもうれしい悲鳴をあげていました。
小寺ホールが会場の説明会は、吹奏楽部による歓迎演奏で幕開け。今年度より就任しました丸泉理事長が本校の伝統と今後のビジョンをテーマにご挨拶させていただくと、続く松井学校長は教育方針と教育理念に関して簡潔明瞭にご説明させていただきました。
河原中学教頭が本校現在進行形の教育内容を「伝統と革新」に基づきながらご紹介させていただいた後は、説明会のクライマックスともいえる高校生徒会執行部&OBOGによる学校紹介。実際に本校に学ぶ者、学んだ者ならではの両視点から、教職員では伝えきれない本校の魅力をお伝えしました。
説明会終了後は速やかにメインイベントの体験授業へ。この日は、
国語 『漢字を創ってみよう』
算数 『必勝法ゲーム』
理科 『タブレットを使った微生物の観察』
社会 『もしもエネルギー大臣になったら』
英語 『Let’s go shopping!!』
家庭 『はい!チーズ』
の6科目8教室を開講。ネイティブ教員あり、タブレットあり、実習あり、グループワークあり…それぞれに工夫の凝らされた授業に、模擬とはいえ受講された小学4•5年生の皆さんには、三田学園での学びを楽しくイメージしていただけたのではないでしょうか。
タイムテーブル上は4時間以上を予定していましたオープンスクールですが、あっという間に時間の過ぎていった当日。参加者の方々からはありがたいお言葉も頂戴しました(下記■アンケートの声もご覧ください)。
翌2日目のオープンスクールの様子も、このブログページからリポートいたします。
■アンケートの声
以下に、プログラム終了後のアンケートにお寄せいただいた声の一部をご紹介します。
●説明会について
・全体的にとても丁寧で、しっかりした生徒さんが多く、先を見据えて現代にあった教育理念を考えておられる所が良かった。
・具体的な説明(進学率、これからの教育、時代の流れと共に変化するであろう事への事前の取り組みの説明等)と、生徒さんから見た自校への思いや、卒業生からみた母校の感想なども聞けたところ。
●体験授業について
・実際にiPadを使わせてもらった授業を体験出来て良かったです。
・1人で考えるのではなく、隣のお友達と相談しながら答えを導くことが楽しかったようです。
・子供が初めての場所で、集中できるか心配でしたが、先生の様々な工夫によって、最後まで集中できました。特に、グループディスカッションは、良い経験となったようです。
・本人はとても楽しかったようで「もっと授業やりたかった」と話していました。
・答えは一つではないということをわかりやすく、そして少数意見を褒め称え考える力、課題設定、課題解決力を伸ばそうとしている先生の教育方法が見受けられたため。加えて子供達を飽きさせない指導が見受けられたため。
・iPadを使って授業を受けてみて、入学してからどのように、授業に活用しているか、実際に体験できてよかったです。
・参加後の子供の受験勉強に対する意識がかわった。
●クラブ見学について
・生徒たちの、真面目さや、人柄の良さを、感じたので。
・生徒が明るく挨拶してくれ、こちらの質問にも的確に回答してくれた。
・場所が分からなかったときも生徒が積極的に関わってくれ自分の中の子どもがこのようになってくれたらとも思いました。