新年1月、ここ三田では厳しい寒さと暖かさが交互に訪れる日々を迎えています。
そんななか、隔月恒例の三田市立図書館「青春読書記」を1月27日(月)に実施。中高生合わせて10人の本校図書委員たちが、新たなテーマの下、それぞれに想いを込めた本の数々を展示棚に託してくれました。
今回のテーマは「本で旅して」。
そもそも、本と読書に関しては世の古今東西を問わず、その世界がさまざまな物事に例えられてきました。
知の冒険や探検しかり、知性と心の栄養しかり、人と人生を知るための玄関しかり…どれも意味深く納得のいくものばかりですが、本校図書委員が今回あえて言語化したのは「旅」。
そうです、本の頁をめくるごとに、読者は洋の東西はもちろん、太古から未来まで、はたまた壮大な宇宙と微細なミクロの世界を自由自在にと、人間の考え得るあらゆる世界に誘われるのですから、想像と創造の世界は果てしなく広がります。
中1生も多数手がけました紹介POPをご覧になりながら、あなたの未だ見ぬ世界へご案内する列車にどうぞご乗車ください。
始発駅は三田市立図書館です。
■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」
テーマ:本で旅して
陳列図書貸出期間:2025年1月27日(月)~3月下旬予定
開館以来、市民に愛されてきた三田市立図書館の開架式書架。書庫を含むと蔵書は約26万冊(2022年)に上ります。
今回は中学生委員(中1)が初参加も含めて6人も。展示する本を書架からピックアップする作業一つにも発見があります。
作業前半は中学生が中心。棚の壁紙選びにPOPの切り抜き…初作業でも先輩高校生委員の指導でスイスイ進みました。
書架の現場でいよいよ棚づくり。壁紙を貼り、展示スタンドを並べ、本を陳列したら、最後にPOPを配置します。
一旦完成!した展示棚。ここまでの作業は中学生が担当しましたが、高校生の先輩と入れ替わって最終形態になります。
後半作業の高校生委員3人で、棚完成の記念撮影。背後に見えるタイトルPOPもかわいく出来上がっていますね。