日頃、もっとも身近な存在の「友人」。といえば、このブログ記事をご覧の皆様にもきっと親しい方がおられることでしょう。
辞書を引けば「友人とはお互いが似たもの同士であり、一緒に何かをして楽しむ相手」であり、「友人関係は親族との関係とは違って、個人の判断によって構築される」と記されています。
学校の先生には言えない。親や兄弟姉妹にも話せない。たとえ、そんな中身であっても、なぜか聞いてほしくなったり、相談したりできるのが友人ならば、それは今のあなたを掛け値なしにまるごと受け入れてくれる存在。そう定義もできるだろう友人は、なんてありがたいことでしょう。
10月7日(月)に行われた隔月恒例の三田市立図書館展示棚の入替え作業。テーマはかけがえのない友人との間に育む「友情」です。
とはいえ、友情のあり方はさまざま。そして、時に友情は人間との間だけに成立するとも限らず、今回の展示棚には本校図書委員が感銘を受けた千差万別な友情のかたちが並んでいます。
読書の秋本番に、ぜひ三田市立図書館であなたの探していた友情を見つけ出してください。
■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」
テーマ:友情
陳列図書貸出期間:2024年10月7日(月)~11月下旬予定
今回は男子1人を含む全員中3の図書委員7人で作業。棚づくりは初めての人も多いなか、みんなでやりきりました。
秋の日はつるべ落とし、10月の三田市立図書館。ファサードのガラス越しに、人それぞれの秋が深まります。
POPのラミネート加工は、棚の入替え作業ビギナーの試金石。ちょっとしたコツを覚えればもう大丈夫です。
POPの切り抜きと棚の壁紙選びは、手分けして。気の置けない同級生同士だから、和気藹々と進められました。
どれをセンターに置こうかな。話題作、人気作家の著作に世界の名作と、図書委員もうれしい悩み時です。
わずか30分程で完成した「友情棚」。表紙からそそられる一冊揃いで、どれもこれも読みたくなりますね。