暖冬といわれながら、最低気温が−5℃以下を記録する日もあるここ三田市。そんなアップダウンの激しい気候下でも、快適な読書環境の三田市立図書館では連日活字を追う来館者の方々が後を絶ちません。
正月から月が替わってすぐの2月1日(木)、同図書館と本校図書委員会の恒例「青春読書記」展示棚は新年1回目の入替え作業を行いました。
この日、入替え作業に集まったのは中高合わせて総勢11人という大所帯。なかでも、中2の9人はいずれも学外でのこの作業は初めてだったらしく、当初は不安気な表情を浮かべていたものの、先輩からの丁寧なアシストを得て全員が最後まで仕事をキッチリと終えてくれました。
毎年この時期になると、図書委員も新年度メンバーへの移行を控えて何かと気忙しくなってくるのですが、今年度から新年度にかけてはやる気満々の中学生メンバーが大勢いてくれそうな気配で、先輩たちもちょっと安心したかもしれません。
今回のテーマは「音楽」。誰もに親しみやすい、けれども奥の深いテーマだけに、図書委員たちのお薦めの一冊はどんななのか…興味の尽きない方は、ぜひ三田市立図書館へお越しのうえ、直接手に取ってお確かめください。
【テーマ主旨】
今回の展示テーマは「音楽」です。ピアノなど、音楽に関わる内容の本をたくさん紹介しています。本を通して、人と音楽の関わりや、音楽が持つ力を感じてみてください。
■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」
テーマ:音楽
陳列図書貸出期間:2024年2月1日(木)~3月末予定
冬至はとうに過ぎたとはいえ、晩冬の夕方6時前は夕闇の世界。三田市立図書館の正面玄関から見える開放型の2階自習スペースには、受験生の姿も見えます。
開架式の書架から、棚で展示する本をピックアップ。中2委員にとっては勝手のわからない同図書館でも、担当者の方のヘルプもあって作業は順調に進みました。
参加委員全員で手分けして、POP切り抜き&棚背景イメージ選びの作業。青春読書記の棚づくりはいつも仲間と一緒、時間を共有しながらやれるのが魅力です。
「テーマPOPはここがいいと思うよ」。先輩から的確なアドバイスを得て着々と進む棚づくりは、後輩にはノウハウを蓄積し、センスを磨ける貴重な機会です。
本とPOPを配置する委員の背後には、POPにセロテープで細工する委員。手狭な書架間のスペースでも、役割分担次第で棚を効率よくイメージどおりに仕上げられます。
あれ?いったい何を微笑んでいるのかな、先輩方は(笑)。公共の場なので決して大声は出しませんが、それでもみんなでワイワイ作業するのはやはり楽しいものです。
そして、完成した「音楽」展示棚。名作や人気作家の話題作、さらには図書委員お薦めの注目作まで、その一冊一冊からはどんな音楽が聞こえてくるのでしょうね♩
学外での初めての棚づくり後に、みんな笑顔で記念撮影。当日は高2と高1の各女子1人ずつ、そして中2の男子3人と女子6人の計11人が大集合しました。