海外を旅すると、市民とアートの関わり方が親密に思える場面によく出くわします。
たとえば、、街中の至る所にオブジェがさりげなく置かれていたり、週末ともなれば美術館が夜更けまで開館していたり、ホワイエでコンサートが開かれていたり…市民が肩肘張らず、アートに触れ、親しんでいる光景には、この記事を読まれている方のなかにも思わず微笑まれた方、おられることでしょう。
昨今は日本でもアートはとても身近な存在になり、美術館やメディア上に限らず、日常生活のなかでも気軽に楽しむ人が増えてきました。
とりわけ、10代からの若い人たちのなかには自分で絵やイラストを描いたり、さまざまなクラフトを手がけたりする人が大人の想像以上に多く、彼ら彼女たちにとってアートは日常の一部になっていることに気付かされます。
そんなアートに日頃からドップリと浸かり、創作活動に余念のない本校美術部が、今回の月イチ恒例、ハニーFMの番組収録に登場です。
去る6月20日(火)、現在は約20人に増えたという美術部部員のなかから中2女子2人と高1女子2人の計4人がいつもの同局スタジオ前に集合。その時点ですでにニコニコ、ワイワイとなんだか楽しげな彼女たちは、陽気な空気はそのままにマイクに向かってくれました。
本校の美術部は、秋の本校桜陵祭と新年早々の地元市民美術展「三美展」を主な発表機会に日頃は活動しています(「三美展」への出品は年によってイレギュラー)。
そんな創作活動の普段の様子を中心に、部員それぞれの得意なアート分野やアートとの出会い、デジタル時代の創作活動やこれからやってみたい活動等、40分弱の放送時間にはアートの話題がこれでもか!というほどてんこ盛り。そして、さすがに自分たちの大好きなテーマだけに、どの話題にもあふれる笑い声、笑い声…。
高校生はもちろん、中学生もアートに真剣に向き合ってくれていることを、リスナーの皆さんにしっかりと感じとっていただけるオンエアは、明日7月6日(木)です。
放送時間に都合が合わないという方には、来月の再放送やハニーFMサイトからのアーカイブ利用も可能ですので、いずれかの機会を活用してぜひお聴きくださいね。
■今後のオンエア予定
毎月第1週木曜日放送
7月6日(木) 17:15~17:45「放課後ラジオ」美術部
ハニーFM(周波数82.2MHz、エリア内人口約30万人)
■待望の再放送予定
毎月第1週木曜日放送
7月6日(木) 21:00~21:45「放課後ラジオ」化学部(2023年6月放送分)