新学期が始まり早くも1ヶ月。
中間考査まで2週間を切っています。
しかしGW明け特有の、爽やかな空気と対照的な、どうやる気を出していいか分からない子どもたちもいるように見受けられます。
そこで道徳の時間に、「なぜ私たちは勉強するのか?」について考えました。
まず5分間で新聞をどれだけ高く積み上げられるかを競う「新聞タワー」というゲームをしました。
ただし、無計画でやるのではなく
計画をたてる→実行する→反省・改善案を考える→再び計画をたてる→実行
という順序でやっていきました。
大事なのはPDCAサイクルを実行すること。
勉強する理由の1つとして、そのサイクルの思考を獲得することだと話をしました。
さらに「人間の悪い癖を克服する」「将来の選択肢を増やす」という理由を挙げ、
最後は各担任からの熱いメッセージで締めました。
勉強の大切さは大人になって初めて分かる、とよく言います。
中学生の今、勉強は「やらされている」という感覚が強い子もいるかもしれませんが
少しでも前向きに、楽しんで勉強に励むきっかけになってくれればと思います。
ところで、この新聞タワー。
難易度はなかなか高く、私たち教員で試しにやったときは、全く高さを出せませんでした。
しかし生徒たちがやると驚くくらい高くなります!
子どもたちの柔軟な発想はやっぱりすごいですね。