学年末考査が終わり、あとは成績表が返ってくるのを待つのみ。
ドキドキしている生徒さんも多いかな?
ただ、1年間で学んだことは、成績表に表されるものだけではありません。
3学期には総合学習と家庭科で、震災について、そして防災について学びました。
総合学習では自分の身の守り方や、非常用持ち出し袋に入れておくものを考えるグループワークなど
家庭科では住まいの防災として、地震が起きた時に倒れそうな家具や危険なところを探して、その対策について考えていきました。
また関西学院大学から国際ボランティアの学生団体Eco-Habitatの皆様にお越しいただき、講演をしていただきました。
団体の皆様は震災についての勉強のため、何度も東北を訪れ、東日本大震災での被害の状況や復興について学んで来られたそうです。
そこで得た知識や想いを、たくさんの写真とともにお話しくださいました。
そして最後に校外学習として、2月末に神戸の“人と防災未来センター”に行ってきました。
震災や自然災害に関するたくさんの展示資料や体験コーナーで、楽しそうに、真剣に、多くのことを学べたようでした。
メリケンパークで海を眺めながら昼食をとり、午後はいくつかのミッションをこなしながら北野工房のまちを目指して自由散策。
そのミッションとは、港に残る震災の跡を見ることができる震災メモリアルパークを見学するというものや、SDGsの17目標の1つを表す写真を撮るというものなど。
それぞれ神戸の街を歩きながら、震災の爪痕への驚きや復興に向かう人の強さ、また多様な文化の共存など、様々なことを感じてくれた1日になったようです。