先週、2学期もお世話になった教室や中学本館校舎を隅々まで大掃除しました。
場所は校舎だけに留まらず、外に繰り出す班もありました。
今回の外班の仕事は、来年の畑に向けての腐葉土づくり。
落ち葉を集めてビニールを被せ、発酵させているところです。
ところで、以前収穫したサツマイモが甘〜いスイートポテトに生まれ変わった、調理実習の様子をお伝えします。
実習は11月の終わり、文化祭も終わって落ち着いた頃に行いました。
家庭科の授業でレシピの予習をし、家庭科委員が前日にイモを洗って土を落とすところからスタート。
実習は2時間で行い、イモの皮を剥いて切って、加熱して、潰して混ぜて、丸めて焼く。
一つ一つの工程を丁寧に、楽しく、班で協力しながら作っていきました。
卵が潰れたり、混ぜる食材を間違えたりといったハプニングもあれば、
卵黄と卵白を上手く分ける子に拍手が起きたり、見守りに来ていた担任の先生がイモを切る見本を見せ、その上手さに尊敬の眼差しを向けていたりといった、お互いの新たな一面を発見できた場面も。
また今回は感染症対策のため、工程の途中で手洗い・消毒のタイミングを決めていたり、手で直接触らずにラップを活用したりと、調理中に気を付けるべきポイントが多くありました。
さらに最後の試食の時間を設けず、できたスイートポテトは持ち帰ってもらいました。
家族に「おいしい」と褒められた!と嬉しそうに教えてくれた子や、お腹いっぱい食べて満足そうな子。
各クラスいくつかの班には、いつもお世話になっている先生方へ届けに行ってもらいました。
自分で育てた作物を使って、自分で調理する。
そうしてできたものは、これ以上ないご馳走ですね!
来年は何を育てて、どんなおいしいものを生み出そう?
まずは再び土を作るところから。畑委員さんを中心に早くも動き出しています。