高1 心肺蘇生法講演

2021.09.02 2023年度卒業

 三田学園では本校OBの救急専門医の方をお招きし、心肺蘇生法について学ぶ機会を設けています。1組から6組までの高校1年生(中高一貫生徒)は中学2年生の時に一度お話ししていただいており、2回目の機会となりました。一方、7組の生徒(高校入学生徒)には今回が初めての講演となりました。前回は実技実習があり、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を体験しましたが、今回は残念ながら講演のみとなりました。講演の中では、人体がどのように生命を維持しているのか、心肺蘇生法の手法、AEDの使い方、心肺停止の際にすぐに対応することで生存率が高まるといった実際の現場のデータを交えてのお話を頂きました。

 生徒の感想には『前回は実技がメインで知識を覚えきれなかったが、今回の講演で補うことができた』、『改めて心肺蘇生法の重要性を感じた』、『実際にできるかどうかには不安があるが、今回の内容をしっかり覚えておこうと思う』などがあり、とっさの時に対応するには事前の学びが重要であることを再認識したようでした。また、7組生徒からは『いざという時には勇気を出して行動したい』、『胸骨圧迫が1分間に120回もしないといけないことを初めて知った』という前向きな感想が聞こえました。