今、世界には学校に通えない子どもが約1億2,100万人、非識字者の大人(15歳以上の成人)が約7億7,300万人存在するといわれています(2020年12月現在)。
そうした人たちに寺子屋・図書室の建設、読み書き計算の学習等、教育の機会を無償で提供する目的から、1989年に始まった運動が「ユネスコ世界寺子屋運動」(主催:公益社団法人日本ユネスコ協会連盟)です。
日本におけるこの活動は、賛同者が書きそんじハガキや未使用切手、金券等を集め、「募金」を寄付するかたちで広まっています。
本校の中学生徒会はかねてよりこの活動に賛同し、書きそんじハガキ等の回収と三田ユネスコ協会を通じた日本ユネスコ協会連盟への寄付を行ってきました。
今年2021年も、中学生徒会執行部が1月に書きそんじハガキの回収を在校生に呼びかけ、約1カ月かけて締め切り。2月には当時中3で中学生徒会長だった村上瑞樹さんと同副会長だった森岡 凜さん(共に現在高1)が、生徒たちからの「募金」を携えて三田市役所へ寄贈に出向きました。
この度、日本ユネスコ協会連盟から感謝状が届きましたので明細も併せてご報告します。
▉ユネスコ世界寺子屋運動における書きそんじハガキ回収運動
未使用切手 500円 403枚 201,500円
未使用切手 100円 2枚 200円
未使用切手 10円 4枚 40円
未使用切手 1円 18枚 18円
収入印紙 600円 2枚 1,200円
合計金額 202,958円
これまでの回収活動に協力してくれた(旧中3生を含む)中学生の皆さん、ありがとうございました。
本校では、生徒主体でのこうした社会活動への参加を継続的に応援していきます。
各方面の皆様には、今後もご理解とお力添えを賜れましたなら幸いです。