2月27日(土)の高校卒業式終了後。
高校本館の通い慣れた教室に戻ってきた卒業生たちは、廊下の窓に釘付けになりました。
それもそのはず、窓外の高校中庭では後輩たちが楽器とメッセージボードを手に、先輩の帰りを待ち受けてくれていたからです。
「卒業される先輩たちは、僕ら私たちのいつも憧れの的でした」
そんなMCを合図に始まった演奏は心にしみ入る歌とメロディを届けて、卒業生のなかには感極まった様子の生徒も。
つねに良きお手本であり、自分たちを優しく見守っていただいたことへの感謝の思いを込めて──こうして今年も、恒例の軽音楽部によるSurpriseでFarewellなパフォーマンスのひとときが繰り広げられました。
また、卒業式ステージでの演奏がなかった吹奏楽部も、小寺ホール玄関前で待機。式典を終えて高校本館へ向かう卒業生たちを、別れを惜しむライブ演奏で包み込みました。