英語4技能

2021.02.12 2022年度卒業

 1月に大学入学共通テストが実施され、昨年までのセンター試験から出題傾向がかわりました。特に英語では、リーディングは情報を読みとったり、それを元に考えたりする実用的な出題が目立ち、リスニングは音声が1回しか流れない問題も出題されました。英文を読み、内容をすばやく把握する力や、英語での会話を聞きとり、正確に理解する力が必要なのは言うまでもありません。このような力を身につけるには、4技能をバランスよく学ぶことが大切だと言われています。4技能とは「リーディング(読む)、リスニング(聞く)、ライティング(書く)、スピーキング(話す)」のことです。

 高校1年生では2学期から毎月、「スタディサプリ英語4技能コース」(スタサプ4技能)の課題が出ています。通常授業に加えて、4技能の習得ができるわけです。生徒たちからは、「しっかり取り組めば、確実に英語力がつきます。」とか、「特にリスニングが役に立ちます。」という声が聞こえてきます。中には、「iPadで選択肢を選ぶ形式が多いので、実際の共通テストとは形式が少し違う。共通テスト形式の問題にも今後取り組みたい。」という意見も。今は4技能の基礎力が養成できる標準的な形式の課題が出されています。スタサプ4技能には共通テスト対策もありますので、来年度はそちらにも取り組んでいく予定です。

 高1の英語担当教員は、「スタサプ4技能の課題は、英語の学習ペースの目安と思ってもらいたい」と。「習うより慣れろ」ということわざがあります。毎日、少しずつ英語に触れる習慣を身につけ、ぜひ英語を使えるようになって下さい。